やばい、夢の中で右スティックをぐるぐるまわした感触を覚えてるよ……っ。
はまりまくりです。本当にやばいです。
FF10は「シナリオが早くみたくて先に進めた」だったのに、FF12は「シナリオ横においておいて、とりあえず殴る切る(かろうじて蹴ってない)!」と、アブナイ人になっております。
前回のプレイでブルオミシェイスまで入ったことは書いたと思いますが、まだ大司教猊下にはお会いしていなかったんですよ。
あえて買う必要もなかった地図を購入してしまって、ブルオミシェイスの神殿に参ります。安いからいっか、とはとても言えません。恐らくほとんどのプレイヤーがそうだと思いますが、金欠に嘆いています。
さて、松野作品に宗教が絡むと大抵悪巧みの巣窟となっているわけですが、FF12ではさすがにそこまで毒をはけなかったのか、まだツメを隠しているだけなのか~(笑)。個人的には後者希望(鬼)。
でも猊下は結構好き。かっと目を見開いてくれて有り難う。
「X」の丁さんを思い出しました(ところでご存じの方、Xってまだ続いているんでしょうか? 一時期clamp作品はそこそこ読んでいたんですが、東京BABYRON終了後はほとんど手をつけてなくて)。
ここでアルシド登場っ!
バルフレアがのまれてるっ!(と個人的に思った)
そしてラモン退場っ!(まだ小さいのに、酷だねぇ……)
このあたりのイベントは、映像がリアルなだけに、凄く残酷に見えます。
お父上退場早いっ。それより気になるのは元老院の退場早すぎ!もっと抵抗してほしかったよーん。
ただし、ラモン君がいなくなるとなると、誰が回復役するの……?
いやそれよりも何よりも、回復薬のお金を誰がもうけるの……?
しくしくしく。
ということで、とりあえず猊下に言われたように、破魔石を断ち切る力を求めてミリアム遺跡にえっさほいさと向かいます。
さてここでも感じたのですが、今のところFF12の難を挙げるとすると、モブ退治も含めて、お使いゲームっぽいところ。(どうでもいいけど、あの討・伐・開・始!っての恥ずかしくないっすか……?)
イベント間のインターバルが長いせいで(あるいは逆に、バトルのおもしろさが上回ってしまって夢中になってしまうので)、リアリティ溢れているイベントでの重々しさや緊張感が続きにくいんじゃないかな。
思うに、FFTみたいに(あるいはDCみたいに)、イベントを振り返ることが出来る設定にしてあったら、バトルにかまけて内容を忘れることもなさそうなのですが……。
まあ、同じ第四開発部のベイグラントストーリーも、「一回ではシナリオが理解しにくかった」という評が多かったので(同じように陰謀物タイプですが、FF12に比べるとかなりシンプル。でもベイグラは愛の物語だよね(笑)!!)、これまでのFFの恋愛色がかなり強いストーリーを予想していた人にとっては、この手の話はきついかもしれませんね。
またweb拍手で戴いたご意見(有り難うございます)も鑑みると、Amazonの評は恐らく今後上向く可能性があるんじゃないかなあと思いました。
バトルも慣れるまでがちょっと時間が必要(類似システムであるベイグラに比べるとものすごくユーザーライクになっていると思いますが)、そしてもっと重要なのは、シナリオを改めて振り返る、という一手間がこのゲームには必要に思います。ある程度重々しい物語は、恋愛という一本に集中するネタがないので、筋を忘れやすいんだよねぇ……(私のトリ頭だけか)。
結局、FF12を投げ捨てなかった人だけに、そのおもしろみが分かるような気がしてなりません。
FFという門戸の広くあるべきゲームとして、ある意味この点が失敗だったのかな。
それでも挑戦者としての、本来の意味でのFF的な姿勢が私にはとても好ましく思えるのです。
これだけお金と時間をかけた贅沢なつくり、しかも、過去に安穏と居座るのではなく、新しい物を出来るだけ提供しようとするその潔さ。そして、それでも幅広い層に手渡そうと努力したシステムとインタフェース。
スクエニの底力を見せてもらった、という気がするのです。
閑話休題。
一度峠を越えて下っていくときの敵が強い。ガルーダ・エギが三匹いる嶺は本当にキツイ。一匹は倒してみましたが、後は一人になって超えていくのが多々。それに、そこなにげにトラップ地獄。
最後にゃエレメント!
残り一人になったヴァンが沈黙させられたまま駆け抜けてゆきました……。
ミリアム遺跡ではキルティア教徒の人に話を聞いてから中に入りましたが、押しても引いても仕掛けが動きません。暁光の台座に触れても、ゾンビが出てくるし、……ぎゃあああああ!(骨は大丈夫だがゾンビは嫌いだ)
そういえば入る前に、「覇王はうんたら~」という台詞を聞いたので、「ならばモンスターを一匹も倒さずに台座やら転移装置やらをさわればいいわけ?」とアーシェに再度さわらせてみても、またゾンビ。
しかもこのゾンビやたらと強い(泣)。
「その証を持ったうんたら」という碑文を読んで、「おかしいな、暁の断片は持っているはずなのに」とうだうだ悩み、さらに他の仕掛けである「いにしえの扉」にあった碑文「台座に触れて破魔石を持ったものは、うんぬん」という内容に、慌てて「パンネロ、ラモンからもらった人造破魔石、持ってる?!」と慌てて所持品リストを確認してもなし(やはし、ラモンはもってってしまったのね……)。
しかたなし、とテレポストーンを使ってブルオミシェイスにまで戻ってみても、人々は前と同じ話をするばかり。猊下は奥に引っ込んじゃったし、役立たないなぁ。
他にありそうな部分といえばヘネ魔石鉱だよなぁとヘネにも飛び、お宝が何もないことに落胆し。
もうついでだからいいやモブ退治をしようと、レイスウォール王墓からナム・エンサ入り、ワイバーンをやっつけラバナスタに直帰して自腹で報酬を払わせ(ちょっぴり申し訳ない気分になったのは私だけではないはずだ)、クランにいってお金をもらって、ギーザ草原にモブの話を聞きに行ったならば、エンケラドスの薬草は渡せたものの、「雨期に来てね♪」などと言われてしまい、ビュエルバに飛んで(飛空艇すごいね)ルースで亀退治をし、ついでに依頼人ピリカの日記を持ってきてやり。(お前、モーグリじゃなかったらとっくに投げ飛ばしてるぞ、とちょっと思たよ……。モーグリだから許すが。)
と、いろいろやっているうちに、ほぼメンツは23-25になりました。
ブルオミシェイスに飛んで、ファイラとサンダラを買いながら一行は悩みます。
うーん、何がいけないんだろう……?
再び死にかけながらミリアム遺跡へ。今度はバルフレアが無口なまま一人で境目を超えてきました。
結構敵は強いし、もう一度アクセサリの確認をしてみます。
って………。
暁の断片ってアクセサリだったの?!
気づくの遅いって……(自分ツッコミ)。
早速アーシェに装備させると、漸く仕掛けが動いて、転移させられます。転移直後に石像が襲ってくるのはどうにかなったんですが、その後のドラゴン系モンスター強すぎ……。
しかも弱点が、氷。
なんてこった、ブルオミシェイスから峡谷が雪だから、絶対氷に強いモンスターが多いと思ってブリザラ後回しにしたのに!!
素寒貧だし!!
あっという間にゲームオーバー。
しかたないので、再度ブルオミシェイスに戻って虎の子の蛇の杖やら計算尺やら(これってFFTでいう風水士出来るってことだよね、多分……)を涙をのんで売り飛ばし、峡谷をまた下りて死にそうになりながらお宝を得て、三度ブルオミシェイスに飛んでお宝売却し、ブリザラを買い、ハイポを30個ほど買い……。
そして、最後のテレポストーンで遺跡へ。
もう後戻りは出来ない……ッ。
続きは後編で!