FF15クリアしました。

ご無沙汰してます。

ところでこのためにPS4Proを購入したFF15、初回プレイ時間109時間ちょっと越えで終了。

惜しいところがたくさんありましたが(プレイ時間が語るように)良作なので、世間の評価に惑わされずもし興味がある方はぜひ遊んでいただきたいものです。シグマのように、「ん、ちょっとアレは癖があるけどね…」というようなお勧めにくさはありません(笑)。
10好きはぜひとも遊んでほしいかもしれません。10に比べるとストーリーの薄さが気になってしまうと思いますが。
これは7と10の正統な精神的後継者です。

以下、ほぼネタバレなしで紹介。
とても変わった感触のゲームです。日常をどうしても思い起こさせないではいられない作りになっており、どうでもいい会話がちょこちょこと入ってくる。そのために、やけに体験としてリアルなものを感じさせるのです。

衣食住の衣の部分はやや弱いものの、食と住については意識せざるを得ないようになっています。食はバフ効果をつけるために必須ですし、夜は経験値を清算するためにキャンプするのかホテルに泊まるのかを決めなくてはならない。夜になれば、みんなでその日の写真を見ながら笑い合う。
また衣の部分においても、寒かったり暑かったりすれば、キャラクターがジャケット脱いだらどうだ、と意識させるものになっています。さらに、それはプレイヤーが自分で選択できる、ということによって、単なる視聴体験ではない操作感が得られます。
そのせいで、ストーリーにおける心の痛みが、痛みとしてリアルに感じられるんですよね。ゲームで単純な悲しい、楽しい、というような感情ではなく、このときは楽しかったのになあ…といった複雑な感情を呼び起こされるとは思いませんでした。
端的に言えば、キャラクターとの記憶が作れるんですよ。
ストーリーを読む読み手としての第三者から、共に体験する仲間としての。
そのためにストーリーが展開していくと「あの時はあんなに楽しかったのに」という記憶に基づいた感情を、キャラの撮る写真でよりリアルに生み出します。ストーリーだけ追っていくならば、その複雑さは恐らく感じられません。というのは一緒に作った楽しい思い出がないから、その場その場の感情でしかないんです。
FF15は、写真を撮るといった思い出機能や日常性をことさらに強調することで、リアルなよすがのある楽しかった思い出つまり過去と現時点でのストーリー比較を容易にしています。だから、複雑な気持ちをこちらに抱かせることができるんですね…。

これは従来のグラフィック偏重型に対するアンチテーゼとしての一つの答えなのかもしれません。その一方で、そこが弱かったのが残念ながらFF15の弱点。グラフィックそのものは素晴らしいのですが、ストーリーが膨大な背景をもとにしているにも関わらずにグラフィックで語られることが大変少ないので、せっかくのよいストーリーがかすんでしまったところが多々あります。
大体のところは語っていないわけではないんですが、これは自分から証拠を探しに行かないとなかなか見つかりません…。そして、その情報は言葉で語られるのみなので、確認されなければ全く訳の分からないまま進むことになります。ゲーム中、ごくごく最小限の設定がヴォイスで語られますが、あくまでも最小限。
良くも悪くも、自分で手を動かして情報を探りに行くというゲーム的な表現なんですよね…。
そこが相当批判されてしまいました。
また、多くの方は前半を評価していますが、確かに遊び方としては楽しかったものの、ストーリーの引きとしては前半あまりにも弱すぎたよ…だって要塞攻略で一章終わり!とかそんな感じだったもん。そこで何かが新たにわかるわけではなくうっすい。
一方10章以降の展開は少々早すぎる!ここはもっといろいろ語ってほしかった~。でも引き込まれて結局一日でクリアしました。

今後無料DLCで補完が入るらしいので、それを楽しみにします。
てか、設定が変わってしまった、秘密にせざるを得ないのでキャラの画像を変えた、などならともかく、設定上関連のあるPVくらいは本編に突っ込むほうがよかったんじゃないかと…。それでずいぶんといろんな補完ができたでしょうに。

バトルはとても爽快です。キングダムハーツ的なバトルをさらに気持ちよくしたもので、ワープ考えた人天才(これ野村さんかw)。一方、ヴェルサス初期にあった王都城でのアレがなくなってしまったのがとても残念…。
バグはまあまあ楽しいのが多いので、こっちに迷惑さえかけなければ楽しんでます。
アイテムが手ごろなので気安くガンガン使えるのもよし。
某チャプターが大変評判悪いですが、個人的にはそのチャプターを大変楽しんでプレイしました。通常場面におけるバトルシステムではなく、いきなりホラー要素とメタルギアソリッド要素が入ってきて、同じゲームシステムを利用した別のゲーム性の表現ができています。それが楽しめなかったのならば残念。
思い出したのが、ニーア・レプリカントです。ニーアも同じシステムを使って異なる遊び方を提供していました。実はニーアとFF15については他にも類似点が多いのですが…それはおいといて。

エンディングは完全に泣かせに来ています。
ストーリーがいろいろ抜けててもここでずるいよ!!と思う人結構いるはず(笑)。
私は10でも泣けないくらい、映画でもこれまで人生で泣いたのは忠犬ハチ公とニューシネマパラダイスとアポロ13くらいで(周囲が泣いてて一人だけえ?え?となってたボディガードや美女と野獣や、最近では「この世界の片隅に」でも泣けない類です)、フィクションに対してはかなり鉄壁の涙「栓」を持ってるのですが、最後の部分では思わずほろりとしてしまいました。他に泣いたのはベイグラだけですよ…。

確かに挑戦するFFにふさわしい異色さがあった15でした。

いろいろ考察したいネタがあるので、久々にあれこれ書いてしまうかも…ということで、偏見に満ちた考察はいずれ。

追記:久々にFanFicを書きました。エンディング後に思いをはせる話(なのでネタバレ全開)。pixivの方にてアップしています。
未来の代償

このような文章を書くことができなくなってるのかもしれない、と思っていたので、完成がちょっとうれしい。(できはともかく)

お久しぶりです~DDFFはじめました

超お久しぶりです。
WORDPRESSをアップデートするくらいしか自サイトにアクセスしていなかった体たらくですが、(一番好きだった選手が引退して)熱がスケートから少々ゲームに戻ってまいりまして、FF10HD版をプレイしたり、久々に13を再プレイしたり(ひどいんですよこれが!なんとエンディングムービー中にフリーズしてしまうんです!なんでだ!何度もラスボスを倒しているうちに、オーファンを打ち上げてスコア結果画面になることに快感を覚えるようになりましたよ…)、FF8をPS3にインストールして、スコールかわいいなあ、かわいいなあと愛でつつ、さっそくモンスターをカードにしまくっているところです。今ドール作戦。

PS4でFF7リメイク!とか、むしろニーアの新作出るのかッ!今年は貯金するぞーと心に決めていたのに、誘惑の魔の手はいつでも招き猫状態……。
いや、欲しがりません、(FF15が)出るまでは。

もとい。
長くなりましたが、DDFFをデータインストールしたまま4年放置していたのを、思い立ってプレイ始めました。そしたら、止まらなくなりました(笑)。割と無理やりねじ込んだ感のあるユウナにラグナにライトさんに諸々に、ほぼストーリー忘れていたよの最後の戦い。
前作で使い慣れたので、ほぼスコールさん一択でプレイ続けております。パーティも、まずスコールでがつがつ戦い、残りの人たちに経験値を分け与える、さすがカリスマ。でもフェイテッドサークルとエアリアルサークルだけでほぼ生きてます。はは。

ラグナとスコールが一緒に行動しているところが見られてFF8ファンとしては燃えました。

というより、スコール、ものすごく面白い子になっちゃってませんか? 
突っ込み役としてにやにや笑わせてもらってます。
いやー四年遅かったかー。こんなかわい面白いスコールに会えるならさっさとプレイしておくべきでした。いや、萌えの総量って決まっていて、配分がスケートに向いててゲームに向ける分がなかっただけなんだよね…。
FF7のリメイクより、スコールリメイクしてほしい。心の中で突っ込みを入れまくる主人公、実際に内なる声として聴くと面白すぎるぞ!

ということで、とりあえずスコール萌え萌えのままプレイしております。あと、ヴァンがすごくいい役になってる。FF12ももうちょいシナリオ膨らませて、リメイクしないかなあ。先日久々にPS2をつないでちょっとだけプレイしてみたんだけど、HD画面でもやはり美しい。ドットの粗さが逆に味わいになってるし。

しかし、スコールさんだと、飛び道具系を持ってる人たちがすごく苦手。自分がへたなだけですが、ティナとかケフカとかは腹が立つことがたびたびあります(笑)。

※IMERUATのコンサート行きます。

ミッション完了

大変ご無沙汰です。舌が絡まりそうな名前のプロログスとかTOとかのろのろプレイ中です。TOは第三章でまだまだクリアしていません。そもそもほとんど誰も転職してないもん…。
個人的なことでいえば、ついにアルティメットメンバーになっちまいました。大体の原因はハマウズさんのせいです(笑)。ゲーム買ったのってTOとニーアだけ(!!)。音楽でお金かかったんですよね。今回は。
そうそう、ニーアといえばドラマCD出るんですよね。まだe-storeのほうに影も形も見あたりませんが、大分期待しています。

あと、ハマウズさん情報といえば、FF4CCのテーマ曲アレンジ、悪魔城ドラキュラトリビュートNo2でアレンジ、MUSIC GANGANというアーケードゲームに「Shooting Star」という作品を提供しています。個人的にはImeruatの情報を心待ちにしているところ。

さて、だらだらと続けてきたFF13ですが、先日ついにウェルキンゲトリクスを退治しました。なんだかんだで100時間超えてます。
バトルは本当に面白いんだよね…バトルはね…。

Continue reading ミッション完了

NieR RepliCant DLC 15 Nightmares

DLCをざっとプレイしてみました。
母の日記に記された不思議な言葉を読んでいると、壮年の男の姿(恐らくニーアの父:ゲシュタルトのニーア)で真っ白な空間の扉をあけて…ひたすら戦いまくる!というものです。Easyなので大して怖い敵ではないんですが、横スクロールのジャンプアクションが……!!!二段階ジャンプだけじゃだめだなんて!敵ではなく回復系アイテムを一番消費したのがココという笑える結果に(でも恐らくほとんどのプレイヤーさんもそうだよね)

で、クリアすると黒地に白い文字でなぜニーアの世界に病気が起きたのか語られます…ああ、やっぱりDODのあのエンディングから続いている!と明確に語られます。ニーアにとっては訳の分からないことでも、シロちゃんは了解するふう。この二人の知識の有無による断絶がちょっぴり切ない。

というわけで、DODファンの方はこれプレイしてもよいのでは~。取りにくいアイテムがガツガツとれるというのもいいところ(笑)。
あと、コスチューム変更が出来るので、早速本編で着せ替えてちょこっと傾奇者を着せてみましたが、うーん、なんか顔が暗くなってよく見えない気がするのは私だけでしょうか…カイネさんとエミールの姿を見てからもうひとつのコスチュームを着せてみようかと。

ところで今日たまたま気付いたんですが、Kaineさんことカイネさんって……も、もしかしてCaineというかKaineというか、カインとアベルのカインが元ネタだったのか?!(にぶいねん!)