シグマ ハーモニクス クリア!

えーと、取り急ぎクリアなのでちょこちょこ取り落としてますが。(一章まるまるプレイしていないものもある)
シグマ・ハーモニクス、クリアしました。

結論から言うと、私はものすごくはまりました。
ストーリーがもろ好みです。
最終章は(最後のバトルシーケンスは笑かしてくれますが)、主人公二人の関係がすごくいいんですよ。じーんといいんですよ。

バトルも好みです。
推理は強引です(大笑)。
ネタがネタ(時間)であるため、推理も時間的空白が重要なポイントになってきます。
どう殺害したのか、なぜその方法を使ったのか、についてはほとんど推理しません(涙)。それをやってくれないとちょっとすっきりしないな。

音楽は最高。以上。好きな方は音楽だけでも聴いてくれ!と叫びたいです。

とにかく、これは人を選びます。
普通にアドベンチャーが好きな人の場合はバトルがうざいという人もいるかもしれないし、推理過程の強引さが気に入らないかも。(作り手の独りよがりである部分が多少見えます)
一方アドベンチャーがあまり好きではない人の場合(自分がこの部類)、ちまちまと証拠探すのが面倒くさいですしね。
それにしてもこんなかわったもん、よく作ったなぁ、という感のあるゲームなのは確かです。いいねいいね、攻めの姿勢大好きですよ!

推理系のアドベンチャーゲームが大丈夫で、かつ乱暴な論理(笑)でも許せる人、さらに推理のみだけでは飽きてしまうような人におすすめです。
ま、推理めちゃくちゃでも力押しでいけ、普通にエンディングに到達出来るので、ストーリーを楽しむだけでもいいかもしれません。もっとも、そうなると推理がすっきりしないため、モヤッとボールを投げたくなりますが。

あー、続編でないかな。(出ないだろうと思いますが)
思いの外シグマとネオンが気に入りました。二人ともけなげで可愛い!
あ、あと執事さん。執事の元ネタは……自分の発想力の貧弱さに笑いました。もっと素直に割れます。執事さんの部屋に入ると……?

オーソドックスなミステリがお好きな方は、用語集まで見ると時折ニヤリと出来るかもしれません。

ヒントというほどではないのですが、超推理、結論を出す前に、いったんセーブしてからパズルを完成させると、やり直しがロードから可能なので気楽に出来ますよ。

シグマ ハーモニクス (2)

お、おもしろい!

久しぶりだよ浜渦さんピン作品で当たりというのは!
ただし、やはりかなり人を選ぶと思います。

もちろん、「動機……魔が差したからぁ?!」とか、「あんさんあんさん、時間的に可能ってったって、一体全体こういう条件の人がどうしてこういうふうに殺せるのよ、……あ、そうか、こいつらは超能力者だったわ」とかという自問自答を繰り返さないことにはかなり無理があるんですが(笑)、ということで、推理は少々強引にやってかないとダメです。
が、……第五章の動機がわからんちん(口まね)。

第六章に入ったところから「来たー!!」という私好みの展開。いや、最初からもうその気配はあったので、わくわくはしていたのですが。

詳しくはとりあえずクリアしてからでしょうかね。先はもう見えてきそうなくらい進んでいると思いますが、何せ論理的思考能力を持っていないので推理がきっつい。
自分の中で筋道はたてると、たいてい(後になって分かるのですが)当たっているんですが、それをどうも証拠と結びつける過程で四苦八苦しています。

というわけで、第五章の動機を考え中です。うう。やり直すんだ、オイラ、絶対最高評価を得るんだ……!!

シグマ ハーモニクス ファーストインプレッション

……これは評価真っ二つでしょーな………。

まずは、音楽が最高に良いです。
すんごい良いです。最初のうちはもう音楽を聴くだけでOK。ゲームに興味なくても、浜渦さんがちょっとでもお好きならめちゃくちゃおすすめしておきます。武蔵伝II系のイメージが強いかな。浜渦さん的にもこれはかなりお気に入りなんじゃないか?と勝手に思っています。

さて、斬新なゲームだと思います。ただ、好き嫌いが本当にはっきりしそうな、エッジの効いたゲームです。自分から楽しもうという気力のある人にはおすすめしやすいですが、受け身で楽しもうとするタイプの人には全く合いません。FF12みたいだ(笑)。個人的には最初「えええ?!なんじゃこりゃ!」となりましたが、慣れてくるとまあ大丈夫かな。
かなりはまり込んでいます。

アドベンチャーは基本的に苦手ですが、バトルがあるおかげで間延びしないで済んでいます。
バトルは、かーなーり、面白いです。ジョブチェンジシステムですが、普通のジョブチェンジシステムに加えて音楽選択(戦術に関わってくるところ)が+されています。

でも、ものすごく難しい。
推理の証拠を置いて行くパズル的な要素でいい評価を得ようとすると苦しい~。スムースにいった方、そんけーします。
アホな推理をすると、シグマ君がとてつもなくアホに見えてくるので大変笑えます。試してみてください。私はしばらくアホシグマ君を眺めて遊んでいました……あ、実際に自分でそうやっちゃったのもあります、もちろん(汗)。

キャラクター的には全く問題なし。むしろ主人公シグマ君が見た目より不真面目な学生生活送っているところで好感度がちょっとアップしました。

難点といえば、犯人が分かったときに、ミステリでは出てくる殺害方法についての説明(殺人事件のリプレイ)や動機の説明がほぼないこと。
証拠をみれば恐らくこのような動機だろう、というのはありますが、犯人にはかせる場面がない!
もっとも、動機云々に関しては出せない理由がないわけではないのですが。(魔が差したで終わってしまうため)

FRONT MISSION 2089 BoM (2)

えー、脳筋女の青星、……驚きのスピードで二足歩行ロボットを操縦しています。
クールにプレイしているつもりが、ホットにハードにはまっています。
ううう。
ミッション43まで終了。
いくらなんでも早すぎ。多分もうすぐクリアしちゃう! 嘘! 一ヶ月のんびりプレイのつもりだったのに!

何だろう、物語としては(仕方がないんだけど)どうもぶつ切れの印象をぬぐえないんですけどね。
もっとも悪いわけではなくて、それなりの謎があったりもします。フロントミッションといえば生体武器という話がありますが、特に1st直前の話であるため、その色味が濃い話になっています。
しかし、主人公ストーム兄ちゃんがたいそう無味無臭の人間(あんまり淡泊すぎてかえって味のある、和食のような奴だと思う)なので、FM1stのように、哀しみを背負ったロイドが引っ張っていく物語と比べると、同じ「依頼→ミッション」の形式であっても、機械的な繰り返しが目立ってしまうという罠。
そもそも公式サイトに掲載されていたヴァンパイアズなる敵は、ストーム兄ちゃんがあんまり強すぎるんで、強さを感じずに来てしまったですよ……。
所詮公式サイトにはラスボスは載っていないってか。

イベント的な主人公としては実はオッドアイではないのだろうかと。
傭兵としてハフマン島にやってきて、軽い調子でオタクな言動を繰り返しつつも、実はいなくなった恋人を追ってやってきていて、その恋人は……うんぬんかんぬんという話になっています。
ストーム兄ちゃんの謎はそれだけすか、と(いや本人にとっては大問題だろうが)、さらっと解除されてしまいました。
きまじめで酒の強い美人の副官レイン姉さんは前の隊の生き残りなのですが、人質を取られていた前隊長と戦うことになってしまいます。ついでに姉さんはクールでハードで、かつどっか抜けてる和食男ストーム兄ちゃんが気になるもよう。

格闘兄貴、チャンプは温泉で筋肉自慢して肉食ってなさい。(こいつは洋食男と呼ぼう)
……あ、グレイ。(やっぱり影が薄い)

さて。バトル的な何か。
クールでハードなストーム兄ちゃん(御年Lv33)の短距離武器(マシンガン)愛一筋でやってきたら、短距離についてはとうとう限界値まで育ってしまいました。ほとんど一回の攻撃で、switch(二度攻撃)やSpeed(確か弾丸数二倍?)で、敵を一掃してくれます。
私は経験値をじわじわためるほうではなく、うなる金にものをいわせて高いヴァンツァーまとって速攻命!の人間なので、手足をなぶるように壊して「げへへへ」といたぶるのではなく(手を壊せば攻撃不可能に、足を壊せば移動不可能になります)、一気にBODY破壊(ここを壊されると敵沈黙、ということになっている)を企みます。ストーム兄ちゃん、これにホントに最適なのであります。
が。
遠距離、格闘武器に対しては涙がちょちょぎれる弱さ……今、遠距離武器を鍛えるかと、バズーカ持たせていますけど、これ、switchできるんだろうか。

また、私の格闘武器愛で、チャンプ兄貴(Lv29)がものすごい勢いでレベルを上げています。もちろんストーム兄ちゃんには負けますが、その他ではダントツの独走態勢。てきをなぐれ!
兄貴はもういいです、遠距離も近距離武器も知らずにそのまま格闘に突っ走ってください。
(格闘武器も、外すと痛いが、ぶつかれば、しかもdouble(二回殴る)が決まれば、兄ちゃん並にがっつりとHPを削ってくれるので、速攻に最適なのです。)

その後を遠距離軍団オッドアイとグレイ、中途半端に遠距離・短距離を持ったレイン姉さんが追っかけています。オッドアイとレイン、意外に育てていなかったらしく、まだレベル10代です。

そうそう、FMでは武器の種類によって攻撃可能範囲が異なってくるんですよ。非常に原始的に「敵を殴る」は格闘武器。もっとも範囲が狭いので、敵と隣り合って殴る。
近距離武器(今回は全く格闘武器と同じ範囲)ですが、こちらは弾丸やら火炎放射器やらを使うもの。マシンガン、ショットガンなどなど。格闘武器は一撃必殺ですが、こちらはばらばらと弾丸をばらまくもの。でも、火炎放射器はちょっと格闘っぽい性質もあるかも。
遠距離武器はライフル、ミサイルなどです。ほどほどに敵と近い場合と、ミサイルにやられてしまうのでそれくらいだったら突進して敵の真横にぴったりくっつくほうがいい……と思ったら、マシンガンにやられてしまったりもします(涙)。
近距離と遠距離双方使えるものとしてバズーカ。しかし、こちらは命中率が悪いという欠点が。

難しくて悲鳴を上げそうになったのはMission41。あんまりオッドアイが特攻するので(事情はプレイで明らかに!)、ここだけは攻略サイトのお世話になりました。Flashで敵を停止させてください……。

さて、こんなものを読んでもその気にならないとは思いますが、もしフロントミッションをプレイしてみたいな、と思われたらまずは1stを。最後の最後のシーンがなければ大傑作でした。いや、シーンがあっても普通に傑作ですけれども。
最後のあのシーン……そこで急に少年漫画になってしまった……いやあ、少年向けのゲームとしてはそうでないといけないと思うんだけど!

少女趣味(?)なのはFM5thだと思います。物語は男女ともにウケがよいと思うし、システムとして4thの改良版なのでおもしろいし、見せ方がうまくてぐーっとはまり込みます。なんといってもイベントシーンのきれいなこと!