えー、脳筋女の青星、……驚きのスピードで二足歩行ロボットを操縦しています。
クールにプレイしているつもりが、ホットにハードにはまっています。
ううう。
ミッション43まで終了。
いくらなんでも早すぎ。多分もうすぐクリアしちゃう! 嘘! 一ヶ月のんびりプレイのつもりだったのに!
何だろう、物語としては(仕方がないんだけど)どうもぶつ切れの印象をぬぐえないんですけどね。
もっとも悪いわけではなくて、それなりの謎があったりもします。フロントミッションといえば生体武器という話がありますが、特に1st直前の話であるため、その色味が濃い話になっています。
しかし、主人公ストーム兄ちゃんがたいそう無味無臭の人間(あんまり淡泊すぎてかえって味のある、和食のような奴だと思う)なので、FM1stのように、哀しみを背負ったロイドが引っ張っていく物語と比べると、同じ「依頼→ミッション」の形式であっても、機械的な繰り返しが目立ってしまうという罠。
そもそも公式サイトに掲載されていたヴァンパイアズなる敵は、ストーム兄ちゃんがあんまり強すぎるんで、強さを感じずに来てしまったですよ……。
所詮公式サイトにはラスボスは載っていないってか。
イベント的な主人公としては実はオッドアイではないのだろうかと。
傭兵としてハフマン島にやってきて、軽い調子でオタクな言動を繰り返しつつも、実はいなくなった恋人を追ってやってきていて、その恋人は……うんぬんかんぬんという話になっています。
ストーム兄ちゃんの謎はそれだけすか、と(いや本人にとっては大問題だろうが)、さらっと解除されてしまいました。
きまじめで酒の強い美人の副官レイン姉さんは前の隊の生き残りなのですが、人質を取られていた前隊長と戦うことになってしまいます。ついでに姉さんはクールでハードで、かつどっか抜けてる和食男ストーム兄ちゃんが気になるもよう。
格闘兄貴、チャンプは温泉で筋肉自慢して肉食ってなさい。(こいつは洋食男と呼ぼう)
……あ、グレイ。(やっぱり影が薄い)
さて。バトル的な何か。
クールでハードなストーム兄ちゃん(御年Lv33)の短距離武器(マシンガン)愛一筋でやってきたら、短距離についてはとうとう限界値まで育ってしまいました。ほとんど一回の攻撃で、switch(二度攻撃)やSpeed(確か弾丸数二倍?)で、敵を一掃してくれます。
私は経験値をじわじわためるほうではなく、うなる金にものをいわせて高いヴァンツァーまとって速攻命!の人間なので、手足をなぶるように壊して「げへへへ」といたぶるのではなく(手を壊せば攻撃不可能に、足を壊せば移動不可能になります)、一気にBODY破壊(ここを壊されると敵沈黙、ということになっている)を企みます。ストーム兄ちゃん、これにホントに最適なのであります。
が。
遠距離、格闘武器に対しては涙がちょちょぎれる弱さ……今、遠距離武器を鍛えるかと、バズーカ持たせていますけど、これ、switchできるんだろうか。
また、私の格闘武器愛で、チャンプ兄貴(Lv29)がものすごい勢いでレベルを上げています。もちろんストーム兄ちゃんには負けますが、その他ではダントツの独走態勢。てきをなぐれ!
兄貴はもういいです、遠距離も近距離武器も知らずにそのまま格闘に突っ走ってください。
(格闘武器も、外すと痛いが、ぶつかれば、しかもdouble(二回殴る)が決まれば、兄ちゃん並にがっつりとHPを削ってくれるので、速攻に最適なのです。)
その後を遠距離軍団オッドアイとグレイ、中途半端に遠距離・短距離を持ったレイン姉さんが追っかけています。オッドアイとレイン、意外に育てていなかったらしく、まだレベル10代です。
そうそう、FMでは武器の種類によって攻撃可能範囲が異なってくるんですよ。非常に原始的に「敵を殴る」は格闘武器。もっとも範囲が狭いので、敵と隣り合って殴る。
近距離武器(今回は全く格闘武器と同じ範囲)ですが、こちらは弾丸やら火炎放射器やらを使うもの。マシンガン、ショットガンなどなど。格闘武器は一撃必殺ですが、こちらはばらばらと弾丸をばらまくもの。でも、火炎放射器はちょっと格闘っぽい性質もあるかも。
遠距離武器はライフル、ミサイルなどです。ほどほどに敵と近い場合と、ミサイルにやられてしまうのでそれくらいだったら突進して敵の真横にぴったりくっつくほうがいい……と思ったら、マシンガンにやられてしまったりもします(涙)。
近距離と遠距離双方使えるものとしてバズーカ。しかし、こちらは命中率が悪いという欠点が。
難しくて悲鳴を上げそうになったのはMission41。あんまりオッドアイが特攻するので(事情はプレイで明らかに!)、ここだけは攻略サイトのお世話になりました。Flashで敵を停止させてください……。
さて、こんなものを読んでもその気にならないとは思いますが、もしフロントミッションをプレイしてみたいな、と思われたらまずは1stを。最後の最後のシーンがなければ大傑作でした。いや、シーンがあっても普通に傑作ですけれども。
最後のあのシーン……そこで急に少年漫画になってしまった……いやあ、少年向けのゲームとしてはそうでないといけないと思うんだけど!
少女趣味(?)なのはFM5thだと思います。物語は男女ともにウケがよいと思うし、システムとして4thの改良版なのでおもしろいし、見せ方がうまくてぐーっとはまり込みます。なんといってもイベントシーンのきれいなこと!