……これは評価真っ二つでしょーな………。
まずは、音楽が最高に良いです。
すんごい良いです。最初のうちはもう音楽を聴くだけでOK。ゲームに興味なくても、浜渦さんがちょっとでもお好きならめちゃくちゃおすすめしておきます。武蔵伝II系のイメージが強いかな。浜渦さん的にもこれはかなりお気に入りなんじゃないか?と勝手に思っています。
さて、斬新なゲームだと思います。ただ、好き嫌いが本当にはっきりしそうな、エッジの効いたゲームです。自分から楽しもうという気力のある人にはおすすめしやすいですが、受け身で楽しもうとするタイプの人には全く合いません。FF12みたいだ(笑)。個人的には最初「えええ?!なんじゃこりゃ!」となりましたが、慣れてくるとまあ大丈夫かな。
かなりはまり込んでいます。
アドベンチャーは基本的に苦手ですが、バトルがあるおかげで間延びしないで済んでいます。
バトルは、かーなーり、面白いです。ジョブチェンジシステムですが、普通のジョブチェンジシステムに加えて音楽選択(戦術に関わってくるところ)が+されています。
でも、ものすごく難しい。
推理の証拠を置いて行くパズル的な要素でいい評価を得ようとすると苦しい~。スムースにいった方、そんけーします。
アホな推理をすると、シグマ君がとてつもなくアホに見えてくるので大変笑えます。試してみてください。私はしばらくアホシグマ君を眺めて遊んでいました……あ、実際に自分でそうやっちゃったのもあります、もちろん(汗)。
キャラクター的には全く問題なし。むしろ主人公シグマ君が見た目より不真面目な学生生活送っているところで好感度がちょっとアップしました。
難点といえば、犯人が分かったときに、ミステリでは出てくる殺害方法についての説明(殺人事件のリプレイ)や動機の説明がほぼないこと。
証拠をみれば恐らくこのような動機だろう、というのはありますが、犯人にはかせる場面がない!
もっとも、動機云々に関しては出せない理由がないわけではないのですが。(魔が差したで終わってしまうため)