PSP FF8日記

FF8日記順調に第一イデア戦に到達しようかというところ。目の前にティンバーマニアックスが落ちているのが分かるのにそっちに行けない(一度凱旋門下につながる出口に行ってしまうと引き返せなかったっけ? それともPSPの仕様ですか)悔しさをかみしめつつ。ドロー合戦。貧乏性にはなんて肌に合うシステム! むろんカードとカード精製のアビリティも早々にゲット、ゼル君にケツァルクアトルを背負わせて、カード化させています。(そのせいで彼のレベルあげだけがやたら遅れている気がする)

つくづく思うに、これは大人向けの子どもの物語ですね。
いちいちみんなの言動が可愛すぎてイイ! やっていることは大人顔負けですが(よく考えたら少年兵じゃないか君たちは……)、言動が十七くさくていいなあ。過去形になることを恐れるスコール君とか。ああああカワイイ!
そしてスコールのもとの根の良さというのが早々から出ているとこもいい。
勝手な妄想ですが、作っている間ツクリテさんたちも時々苦笑しながらキャラクターたちをかわいがっていたのでは。

つれづれ

FF12漫画、次回からガンガンオンラインへ移籍だそうです。

こ、これはどういう意味なんでしょうねぇ? いわゆるランク落ちなのか、それとも……。
絵柄はともかくとして(線が細いんだよなぁ)、物語は普通に面白いので、是非コミックス化を続けていただきたいのですが!!

ついでにめっつぉさんとこで仕入れたネタですが、ギネスに入った面白い10のゲームにFF12が選ばれたようです
FF12面白いよな! 面白いよね! と賛同してくださる方はあまり周囲にいなかったような気がするので大変嬉しいです。
長いものには巻かれろ、権威に弱い青星です。
これで声を大にして言えます。

FF12は最高だよ!

さてなぜか頭から離れてくれないFF8の小道具。自分でも言語化出来るほど形にはなっていないものです。だからなんだ、という程度のもの。

  • エンド・オブ・メモリーズ(ディシディアでのアルティミシアExバースト技でもある)
  • 白い羽、白い翼。(何のネタも持たずに平凡に考えれば、翼のある人=「昇天」すなわち死んだ人と思いついてしまう)
  • 母なるもの、すべてを飲み込む死、眠り、最後の一人と最初の一人、生命のスープ、自他の消滅、エヴァ(笑)
  • はち。8(ここではねじれた輪という形態が重要)、蜂。女王の君臨する社会と魔女の君臨する(そして魔女の力から逃れ得なかった)FF8世界。 ミツバチの(八の字(あるいは円))ダンスとwaltz for the moon。ワルツ=円舞曲(円を描く)
  • あるいはキューピッドの物語。蜂蜜を盗もうとして蜂に刺されたキューピッドにヴィーナスが「悪戯なお前が他者に与えた傷はもっと痛いのだ」たしなめる。←まさにブロンツィーノの絵の話(笑)。ついでにいえばキューピッドは薔薇にキスをしようとして蜂にさされたからヴィーナスが怒って薔薇に蜂の針をつけて、それが薔薇の刺となった。
    言うまでもないことだが、キューピッドは、愛欲を象徴するもの(愛の神)。FF8のテーマは「愛」。

そう言えば蜂はよくカードにさせてもらっていました(笑)。
エンド・オブ・ハートとエンド・オブ・メモリーズ。ハートを情動とすると、メモリーは情報でしょうか。
ハートに対してメモリーを持ってくるところに、KH臭さが漂います(大笑)。

ディシディアでのスコールとアルティミシアの関係

ネタバレ込みなので、折りたたみで。
ディシディアのストーリーモードであれこれ考えてしまったのがやはりFF8です。
……って、このストーリーモードについても面白さはそのFFに対してどの程度愛情を持っているかで決まってくるよーな気がします。
が、それだけではなく、FF8は少なくとも4,7,9,10というほど明示的な物語でなく、絶対的な情報量が少ないんですよねー。

追記:(12/26)無良崇人君のSPの衣装がSeeD服に見える……(笑)肩当てというのか、ケープというのか、あのパタパタしたとこが。

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未来を捨てる

どんな道筋で時の終焉、つまり、「あの」未来にたどり着くのか、まだ十七歳の少年であるスコールには想像も出来ない。
今がずっと続いて欲しい、と、年若い魔女は言った。実際のところ、恐怖と不安だけではなく、彼女の深い絶望が隠されていたのではないか、と最近、思い至るようになった。確かに、ずっと今が続けば来るべき未来は遠くなる。彼女は未来に冒されないで済む。彼女は未来とつながったとき、何を見たのだろうか。

「スコール! こっちこっち!」

しかし、あのときは深く考えずに彼はその言葉を受け容れた。彼女のためだけではない。
理由は少し頭を巡らしただけで思い当たる。
……なんだ、俺、今、結構幸せなんじゃないか。
だから今を続けようと、魔女の思いに同調したんじゃないか。

あいつが言っていた「愛と希望の大作戦」というのも、まんざら名前負けしていたわけではないらしい。
少年はこっそり苦笑すると、今を体現する人々の元へ走っていく。

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