イヴァリース放浪記6.5:続・遺跡巡り~バルフレアの過去

前回までのあらすじ

金欠になりつつ、満身創痍で遺跡をさまようご一行様。
赤貧洗うがごとし。「ぜってー空賊やら王女様やらは身分詐称だ」とダウンタウンの少年ヴァンは思うのであった。
主な持ち物:ハイポーション30個程度、虎の子のラストエリクサーあり。
レベル:26-27
……前回のあらすじここまで

転移装置を働かせ、ミリアムガード(だったか?)の石像を壊して、おそるおそるドラゴン三匹と対戦です。
ぐわー、やはり強い!
ガンビットはサンダラ使い(女の子たち)は三匹まとめるようにおびき寄せてひたすらサンダラ、回復役はケアルやケアルラでは間に合わないので、HP<70%でハイポを投げる、と設定。
バルフレアが景気よくハイポを投げます。さすがは女好き。

ぼろぼろになりながらも、勝利! お疲れ様でした!
あ、ところで、バルフレア君、ハイポあと残りいくつ?

するとなんてことでしょう!(ビフォーアフター風に)
バルフレアは肩をすくめるではありませんか!

なんだって?!とヴァンが襟元をつかみかかりますが、そんなの彼は平気の平左です(涙)。彼は女の子のためならなんでもするんですから。

た、高かったんだぞう……210×30個、6300ギル……。そ、それがこの一戦でぱあ……。
ばったり。(プレイヤーが倒れた音)
しかし寝てばかりもいられないのでうろうろと行き止まりまで行きますが、「裁きの大剣(だっけ?)」と出てくるところを調べてみても何にもなし。

ではもう一度転移装置で戻って、鍵が掛かっていそうだった「古の扉」を開けてみますか。
と、今度はフラン姐さんを回復役にします。HP<70%でケアルラ。安全策ですよ。アーシェやバッシュもとりあえずケアルを最重要指令とします。
バルフレアはもういい!(マリンちゃんの声で)
このころになるとほとんどレベル27の面々がそろい始めました。
西・南側の方のマップはまあ、バルーンとかミリアムガードとかに悩まされつつもそんなに問題なかったのですが、東側のマップに入った途端に起きたボス敵に苦戦。ラストエリクサーを使っちゃいました。
……でもここがボス戦だよね、大丈夫だよね、とあまり考えもせずにじゃんじゃん次の部屋に入ったら……。

出てきたのはなんかでっかい敵とお伴五匹の氷系エレメント!
連続ボス戦でっか!
むしろ思い切りよくさわやかに全滅しました(泣)。

もう一度アイテム揃えからやり直し。
峡谷でアイテムをぶんどり、ひたすらハイポとフェニックスの尾を購入。ハイポはその数、60個

最初のボスをさくっと倒してから考える。
マティアスがブリザジャを使ってくるということはファイア系に弱いのか?と唯一属性付き武器のフレイムタンを装備したヴァンなどが攻撃しますが、うわーと叫びながら戦闘不能状態に。
なんとなく、バルフレア君は手が早い(誤解)イメージで、アイテム投げ役。がんばれよう。
アーシェは暁の断片を装備させて攻撃。これがなかなか凄く、MPはなくなってしまいますが、ブリザドの効果ゼロ!うぉお。
というわけで、アーシェがメインになって叩く、叩く、叩く!
マティアスを倒せば終わりじゃー!とマティアス中心に叩いたんですが、ぜんっぜんだめ。
「目の前の敵→たたかう」を設定していると、一匹、エレメントが倒れました。
倒せるとは思わなかったので、ちょっとびっくり。その後はエレメントを中心にばっこんばっこん叩きました。それからマティアス。
三十分くらい戦っていたでしょうか。

ついに終わった……っ! バトルメンバー中三名死亡、最後の最後でヴァンが復活したところで終わり(おい、君、コングラッチュレーションを受ける資格はないだろうぅ~!)
覇王の剣をアーシェが受け取るイベントをみて、ヴァンがなにげに強くなったなぁ……というよりも、むしろ固定観念にとらわれない新鮮な風をメンバーに吹き込むという意味で、この影のうすーい主人公は必要なのかもしれない(笑)と思いました。
ラスラ様…どうしてあのとき首を振ったの……?

さて帰り道。ネクロマンサーに遭ってしまいました。マティアスも取ったし、もう怖い物ナシだよね!と思っていたら……。
増殖するガストたち。
うそ。に、逃げられ……ん………。 最後にバッシュで、GAME OVER。
もいちどやり直しですか……?
(このときばかりは本気で真っ白になりました)
三十分をかえ、返してくれ……。

もう一度やり直しです。最初のボス敵から(泣)。
二回目ということもあってか、今度は割とスムースにクリア。念のため一度外に出てセーブし、装備を整えてマティアスへ、いざ出陣!
二回目で漸く気がつきました。
属性付きの武器でエレメントを攻撃しても全てレジストされてしまうことに。
あと、スリプルがよく飛んでくるので、目覚まし時計が必須です。
その手の武器しか持っていなかったヴァンを早々に下げ、アーシェとフラン、パンネロ、ついでにバルフレアをこき使います。バッシュは回復メイン(なんか使い方が間違っていますが)。
この辺りでのメンツはレベル28、29。
人死にもかなり出ましたが、早々にエレメントを倒してマティアスにちゅうもーく!
行け!

というわけで今度は多分二十五分くらいでクリア(あまり変わってない)。
帰り道のネクロマンサーはとにかくトンズラ!

やれやれ。
と一息ついたところで、飛空艇の大軍隊が!
レベル上げで少なくとも十回くらいは行き来したブルオミシェイスへの道を突っ走ります。
神殿にジャッジがいるというのである程度ハイポとフェニックスの尾をそろえてから神殿に入り戦闘。
ボス戦は「お伴」→「ボス」という順序で倒せと、なんとなく分かってきたので、とりあえずジャッジ・ベルガは後回し。初めてバッシュのミストナックを使ってみました。ミストナックの使い方はいまいちよく分かりません……。
ま、そんなわけで、思ったより苦労なく、クリア。

うーん、ラスボスはやはり破魔石づいたヴェインかな。ラーサーが敵として出てきたりすると非常に面白そうなんだけどね。

その後はバルフレアがドラクロア研究所に詳しそうなので、大陸横断の旅……。
ですが、なにせテレポストーンがひとっつも残っていないし、もう体力も尽きてきたのでチョコボを借りて(ここのチョコボたけぇ)一気に峡谷・森を抜けてオズモーネ平原へ。ギーザ→ラバナスタ→クランでモブ退治を確認。
クラスCまでのものを引き受けます。
ラバナスタ市民が「ギーザ草原に雨期が来た」といっていたので、うろちょろ用事を済ませてから出てみたら、乾季だった……(泣)。
ガリフの里のランクDモブ退治の話を聞きに行き、とっととヘネ魔石鉱でモブを倒す。意外にらくちん。
そうこうしているうちに年長組はついにレベル30を突破。フランは育ちにくいという情報を手に入れているのですが、なにせキャラに対する愛は格別深いので、フラン姐さんは最初にレベル31に。
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イヴァリース放浪記6:遺跡巡り

やばい、夢の中で右スティックをぐるぐるまわした感触を覚えてるよ……っ。
はまりまくりです。本当にやばいです。
FF10は「シナリオが早くみたくて先に進めた」だったのに、FF12は「シナリオ横においておいて、とりあえず殴る切る(かろうじて蹴ってない)!」と、アブナイ人になっております。

前回のプレイでブルオミシェイスまで入ったことは書いたと思いますが、まだ大司教猊下にはお会いしていなかったんですよ。
あえて買う必要もなかった地図を購入してしまって、ブルオミシェイスの神殿に参ります。安いからいっか、とはとても言えません。恐らくほとんどのプレイヤーがそうだと思いますが、金欠に嘆いています。

さて、松野作品に宗教が絡むと大抵悪巧みの巣窟となっているわけですが、FF12ではさすがにそこまで毒をはけなかったのか、まだツメを隠しているだけなのか~(笑)。個人的には後者希望(鬼)。
でも猊下は結構好き。かっと目を見開いてくれて有り難う。
「X」の丁さんを思い出しました(ところでご存じの方、Xってまだ続いているんでしょうか? 一時期clamp作品はそこそこ読んでいたんですが、東京BABYRON終了後はほとんど手をつけてなくて)。

ここでアルシド登場っ!
バルフレアがのまれてるっ!(と個人的に思った)
そしてラモン退場っ!(まだ小さいのに、酷だねぇ……)
このあたりのイベントは、映像がリアルなだけに、凄く残酷に見えます。
お父上退場早いっ。それより気になるのは元老院の退場早すぎ!もっと抵抗してほしかったよーん。
ただし、ラモン君がいなくなるとなると、誰が回復役するの……?
いやそれよりも何よりも、回復薬のお金を誰がもうけるの……?

しくしくしく。

ということで、とりあえず猊下に言われたように、破魔石を断ち切る力を求めてミリアム遺跡にえっさほいさと向かいます。

さてここでも感じたのですが、今のところFF12の難を挙げるとすると、モブ退治も含めて、お使いゲームっぽいところ。(どうでもいいけど、あの討・伐・開・始!っての恥ずかしくないっすか……?)

イベント間のインターバルが長いせいで(あるいは逆に、バトルのおもしろさが上回ってしまって夢中になってしまうので)、リアリティ溢れているイベントでの重々しさや緊張感が続きにくいんじゃないかな。
思うに、FFTみたいに(あるいはDCみたいに)、イベントを振り返ることが出来る設定にしてあったら、バトルにかまけて内容を忘れることもなさそうなのですが……。

まあ、同じ第四開発部のベイグラントストーリーも、「一回ではシナリオが理解しにくかった」という評が多かったので(同じように陰謀物タイプですが、FF12に比べるとかなりシンプル。でもベイグラは愛の物語だよね(笑)!!)、これまでのFFの恋愛色がかなり強いストーリーを予想していた人にとっては、この手の話はきついかもしれませんね。

またweb拍手で戴いたご意見(有り難うございます)も鑑みると、Amazonの評は恐らく今後上向く可能性があるんじゃないかなあと思いました。
バトルも慣れるまでがちょっと時間が必要(類似システムであるベイグラに比べるとものすごくユーザーライクになっていると思いますが)、そしてもっと重要なのは、シナリオを改めて振り返る、という一手間がこのゲームには必要に思います。ある程度重々しい物語は、恋愛という一本に集中するネタがないので、筋を忘れやすいんだよねぇ……(私のトリ頭だけか)。
結局、FF12を投げ捨てなかった人だけに、そのおもしろみが分かるような気がしてなりません。
FFという門戸の広くあるべきゲームとして、ある意味この点が失敗だったのかな。

それでも挑戦者としての、本来の意味でのFF的な姿勢が私にはとても好ましく思えるのです。
これだけお金と時間をかけた贅沢なつくり、しかも、過去に安穏と居座るのではなく、新しい物を出来るだけ提供しようとするその潔さ。そして、それでも幅広い層に手渡そうと努力したシステムとインタフェース。
スクエニの底力を見せてもらった、という気がするのです。

閑話休題。
一度峠を越えて下っていくときの敵が強い。ガルーダ・エギが三匹いる嶺は本当にキツイ。一匹は倒してみましたが、後は一人になって超えていくのが多々。それに、そこなにげにトラップ地獄。
最後にゃエレメント!
残り一人になったヴァンが沈黙させられたまま駆け抜けてゆきました……。

ミリアム遺跡ではキルティア教徒の人に話を聞いてから中に入りましたが、押しても引いても仕掛けが動きません。暁光の台座に触れても、ゾンビが出てくるし、……ぎゃあああああ!(骨は大丈夫だがゾンビは嫌いだ)
そういえば入る前に、「覇王はうんたら~」という台詞を聞いたので、「ならばモンスターを一匹も倒さずに台座やら転移装置やらをさわればいいわけ?」とアーシェに再度さわらせてみても、またゾンビ。
しかもこのゾンビやたらと強い(泣)。
「その証を持ったうんたら」という碑文を読んで、「おかしいな、暁の断片は持っているはずなのに」とうだうだ悩み、さらに他の仕掛けである「いにしえの扉」にあった碑文「台座に触れて破魔石を持ったものは、うんぬん」という内容に、慌てて「パンネロ、ラモンからもらった人造破魔石、持ってる?!」と慌てて所持品リストを確認してもなし(やはし、ラモンはもってってしまったのね……)。
しかたなし、とテレポストーンを使ってブルオミシェイスにまで戻ってみても、人々は前と同じ話をするばかり。猊下は奥に引っ込んじゃったし、役立たないなぁ。
他にありそうな部分といえばヘネ魔石鉱だよなぁとヘネにも飛び、お宝が何もないことに落胆し。

もうついでだからいいやモブ退治をしようと、レイスウォール王墓からナム・エンサ入り、ワイバーンをやっつけラバナスタに直帰して自腹で報酬を払わせ(ちょっぴり申し訳ない気分になったのは私だけではないはずだ)、クランにいってお金をもらって、ギーザ草原にモブの話を聞きに行ったならば、エンケラドスの薬草は渡せたものの、「雨期に来てね♪」などと言われてしまい、ビュエルバに飛んで(飛空艇すごいね)ルースで亀退治をし、ついでに依頼人ピリカの日記を持ってきてやり。(お前、モーグリじゃなかったらとっくに投げ飛ばしてるぞ、とちょっと思たよ……。モーグリだから許すが。)

と、いろいろやっているうちに、ほぼメンツは23-25になりました。
ブルオミシェイスに飛んで、ファイラとサンダラを買いながら一行は悩みます。
うーん、何がいけないんだろう……?

再び死にかけながらミリアム遺跡へ。今度はバルフレアが無口なまま一人で境目を超えてきました。
結構敵は強いし、もう一度アクセサリの確認をしてみます。
って………。

暁の断片ってアクセサリだったの?!

気づくの遅いって……(自分ツッコミ)。
早速アーシェに装備させると、漸く仕掛けが動いて、転移させられます。転移直後に石像が襲ってくるのはどうにかなったんですが、その後のドラゴン系モンスター強すぎ……。
しかも弱点が、氷。
なんてこった、ブルオミシェイスから峡谷が雪だから、絶対氷に強いモンスターが多いと思ってブリザラ後回しにしたのに!!
素寒貧だし!!

あっという間にゲームオーバー。
しかたないので、再度ブルオミシェイスに戻って虎の子の蛇の杖やら計算尺やら(これってFFTでいう風水士出来るってことだよね、多分……)を涙をのんで売り飛ばし、峡谷をまた下りて死にそうになりながらお宝を得て、三度ブルオミシェイスに飛んでお宝売却し、ブリザラを買い、ハイポを30個ほど買い……。

そして、最後のテレポストーンで遺跡へ。
もう後戻りは出来ない……ッ。

続きは後編で!

イヴァリース放浪記5:美人三姉妹

エルトの里に赴いたヴァンご一行様、お次はミュリンなる子を探しにヘネ魔石鉱に赴かねばならないのですが、なんだかこのレベルだと面倒くさそうなことになりそうなので、一度ガリフの里に戻りつつ、頼まれていたモブ退治をやります。

エンケラドスつえぇえええ。
でも一発クリア。にやり。(屍累々~)

ガリフの里に一度戻ったのが功を奏して、ラモンのお守り役の代価として、エーテルとかいろいろもらっちゃった♪
ジャッジとはいえ、いい人もいるんだねぇ~しかし、君、亡国の王女アーシェが同行しているのに気がつかんかい(笑)!!
ついでにモブ退治を頼んだ人によると「ためしで頼んでみただけなんだ」って?!
ま、まあ、そんなものだよね、最初ってのは。

その小長老からエンケラドスから得た薬草を届けてくれといわれたので、ギーザ草原をうろうろしました。
が、雨が降っているしエレメントを発見しちゃったしで、怖いので結局ラバナスタまで戻ってしまいました。街で聞いてたら、なんでも雨期だから人がいないって。
乾期になるまで薬草渡せないのか……?

そして漸く森越えのために、ミュリン探しに出かけます。
ぐんるぐんると迷う。三度ばかりやり直し(ゲームオーバーではなく、時間切れのため。いい加減地形を覚えたぞ(笑))。
坑道にはなかなか強敵が多いのですが、スイッチをいれたとたんに降ってくるプリン攻撃、どうにかならんもんですかね?
八匹?
数えるのも怖くてそのままトンズラしました。(大抵パンネロが犠牲になっていた……南無)

ミュリンを追っかけて行って出てきたボス敵、ティアマット戦はほぼレベル22で対応しました。
ラモンが調子よくハイポ・エクスポーションを投げてくれるのでこっちも調子のって攻撃しまくりですが、ラモンの死に際の絶叫が怖いわ~。恨まれそう。
なのですぐにレイズ。
それにしてもこんなに重要人物になるとは思わなかったわ、ラモン。

里に戻ると、ミュリンを返したせいか、クールな美女の里長が森を越えるためのアイテムをくれました。
うーむ、ミュリン、フランと三姉妹だったのね。
びっじーん。好みだ。

ヴィエラであることを捨てた代価としての自由、フランはちゃんと見合ったものを手に入れたのでしょうか……?
いまだ22歳のバルフレアがフランを森から奪っていったわけではなさそうだけど、バルフレアと一緒に、幸せを感じているならいいなぁ。

あとは森でボス戦ひとつ。
エルダードラゴンは複数ステータス異常を起こす大技の度に絶えずバトルメンバーを入れ替えて対応。
この戦いのためにはエスナを手に入れておくといいかも。
あぶらとり紙必須です。エスナでも治せないので、大量に用意しておいたほうがいいですよ。

現在、峡谷を越えてブルオミシェイスに入ったところです。

……レアモンデではなかった……orz。

イヴァリース放浪記4:何歳?

王墓はクリアしました……って、アホウか私、とツッコミを入れているところです。
上のガイドマップにばかり注目していたので、奥に通じる通路を見逃しておりましたorz。

さて、ウォースラはやっぱりハーディンだと思いました(泣)。
あああ、ウォースラ~!!
やり方は違えど、思いは同じ。切ないね。

アーシェ様が何となく気になる。
気になるというのは、復讐オンリーで狭い考えにとらわれてしまっているから。
ヴァンのほうが一歩だけ先に進んでいる。
だいたい破魔石を使うってどういう風に使うつもりだったんでしょうね? もしかして、亡き夫の母国が遭遇してしまったようなことをするつもりではなかったんでしょうか? おっそろしい。
いまだにアーシェはあまり好きではないです。発表当初からあまり好きではなかったんですが。
とても「国を思う」王女様には見えないので。亡くなった人のために、と言いつつ、自分の憎しみを転化しているだけのような気がしてならない。
まあ、その気持ちは分かりますけど。

さて、プレイのほうですが、キャラをなるべく平等に育てているのでレベルは20-22の範囲。ヴァンがひとり、22まで上がってしまったので現在バルフレアをリーダーに、フランねえさんとパンネロを育てています。
バルフレアの「まじかよ……」と倒れていく姿が好き(鬼)。
ガンビットはあまり凝っていません。ボス戦になると、回復役のキャラに「HP<70%のキャラにケアル」という指令を出しているくらいかなぁ。
基本は物理攻撃一本です。いやー好きなんだ、物理攻撃。

まあ、現在そんなところです。
エルトの里で、ついヴァンが「フランって何歳?」と聞いてしまったあのシーンとした静けさが良かったッス。
あと、やっぱりフランはバルフレアとはいい仲なんだろうかと、そこらの台詞で思いました(下世話)。どうしてフランが里を出たのか、またバルフレアと知り合ったのかが知りたい。

現在の推測:石にこだわっていたり、ドラクロア研究所のことを喋っていたりするので、バルフレアの父親はなんとなくドクター・シドかなと思ったんですが……。どうだろ?

ズキューンと来た言葉:キルティア教徒! キルティア!!!!
ブルオミシェイスってもしかして、あの街?!
とベイグラファンは思ってしまいますよ。
このあたりからベイグラ的に、かつ、相対的に、時間設定を考えてみる。(ベイグラを知らない人はごめんなさい)
とりあえず、

  • キルティア教が既に生まれている。
  • キルティア教がその存在を隠蔽した(迫害した?)「魔」について、未だに一般的にもそれなりの認知度がある。 違いました。迫害したのはその後に生まれたヨクス教。

となると、

  • 魔都レアモンデは既に存在している。
  • メレンカンプの時代からあまり遠くはない。

ブルオミシェイスが楽しみです。聖印を確認してみたい。

修正:レアモンデは古代キルティア時代に生まれました。(うう、ヨクスとキルティアがごっちゃになってた……)
ということはもしかしたら、FF12ってレアモンデ誕生と思い切り時間がかぶっている(わくわくわくわく)?
妖艶なメレンカンプさんの踊りが見られたりしないかなーっ!

今後の期待:元老院と皇帝とヴェインの三つどもえの陰湿な戦い。面白そう~。

*3.5の記事に拍手有り難うございます。
クソゲーと言っている人がいるのをみると、ベイグラと同じような状況が生まれてきたのかなーと思います。つまり、はまる人はとことんはまる、駄目な人は駄目。
物語をいっぺん終わらせて、再プレイしたときに真価を発するゲームなのかもしれないとちょっと思いました。このゲームにおいて、もっとも特筆すべき点はバトルだと思うので。

ちょっと乱暴な言い方をすると、FF10はゲームでなくてもよかった。秀逸なシナリオのため、CG作品として十分そのおもしろさを楽しめた。もちろんバトルは新鮮で面白かったんですが、ストーリーによってそのおもしろさが影に隠されてしまった。

それに対して、12は、ストーリーも面白そうですが(これは個人的好悪があるので一概に言えませんが)、バトルがストーリーの影に隠れることなく、面白い。
これはゲームでなければ楽しめない作品だ、ということが分かります。
そう言った意味でゲームとしてあるべき姿により近いのは12だと思うのです。

イヴァリース放浪記3.5:果たして○○ゲーか?

プレイはちょっと一休み。

現在とりあえず、王墓の中で迷子になっています。二つとも台座を調べたはずなんだけどなぁ……。ついに攻略サイトみちゃったよ。
それでも全く役に立たなかったよ……。どこか見落としている道があるのかも?
砂海を行ったり来たりしてついにウォースラのレベルを超えてしまいました、メインのメンツ(汗)。

ま、それはともかく、Amazonさんの評が凄いことになっているようで(笑)。

私も前にAmazonのレビューをみて、「おおっと~」と思ったクチ。
もちろん納得出来るものもありましたが、「前のと違うから、クソゲー」という評価が多すぎたことがおかしいな、と思った次第。
FFって過去と同じ物を期待するゲームではないでしょう、というのが、自分の意見です。
ナンバーが変わったら、違う世界、違うシステムを積極的に、攻撃的に、取り入れていくことこそがFFの特徴だと思っていたんですが、違うんでしょうかねえ?
(だからこそ、自分は割とコンピレーションに対しては消極的受容の立場でしかないんだなぁ。
まあ、7のファンとはとても言えません。妙に分析してみてしまう。
たとえばヴィンセントは登場当時に「あー、これは確実に女性プレイヤーのウケを狙ったね」と思っていたので、本編では大して思い入れのないキャラだったんですよ。今はヘタレキャラとして愛していますが(笑)、そのDCだって、浜渦さんが音楽を担当していなかったら絶対に買ってなかったし……。
FFがFFらしくあるために、リメイクはむしろ反対の立場かもしれない。移植程度ならよいんですが、リメイクするだけの余力があるなら新奇であること(novel)に賭けてほしい.。
最近の展開は、7のファンにとっては嬉しい展開でも、FFのファンとして嬉しい展開かどうかはびみょー。)

なお、現在二十時間ほどプレイしたところでの私の評価は、「傑作」です。今でも変わっていません。
すげーよ、このゲーム。(参考までに。好みのゲームの個人的評価:ベイグラントストーリーは傑作:FF10はゲームとして多少あらは見えるがまぁ傑作かな?(バトルでは、一度攻撃法が確立されたら、その手のモンスターには同じ手ばかりを取ってしまうので、慣れてくると緊張感が多少落ちてくる) FM5thは良作:FF8は意欲作。)

好きか嫌いかで言えば、10のほうを推します。シナリオもキャラも好みだったからね。(もっとも7から10ってずーっと同じことやってると思ったけどね(笑)!)
ただし、作品の質を考えると12のほうが凄いと思っています。
グラフィックも美しいですが、それに気に取られるのではなく、ゲームの本質(バトル)に夢中になってしまう。10についてはシナリオにはまる前には「やらされ感」が多かったのが、このゲームにはそういった不満がない。自由度が高いんですよね。
広々とした仮想空間を走ってゆく快感。そう、このゲームは一種の「仮想現実」の可能性を提示しています。

固定された空間をアイコンが走っていく「記号」ではありません。
記号ではなく、仮想ではあるけれど重さすら感じるある種のリアリティ。もちろん、ほんものには劣るけれども。

ほんと、好き嫌いの次元を超えた意味で凄い。
なお、私はFF12は好きですよ、念のため。

グラフィック偏重、自由度がない……と言われてきた(特に最近の)FFは、悪口を言われつつも結局は「ユーザ自身の好みだった」のではないでしょうか。
そりゃぁ、会社だって慈善事業でも趣味でもないんだから、マーケティングくらいはやっているでしょう。ネット上のものもがんばってみていると思いますよ、FM5thの某ちゃんねる言葉が連発されているのをみるとね(笑)。

で、その「自由度がない」という批判をくみ取っていざ自由度が高いゲームを作り上げたならば、「今までとは違うぞ?」というような困惑が生まれて、上記のような「前と違うから面白くない」というレビューが出てきてしまったんでしょうかね。

もっとも。
自分には、賛否両論が起きる作品には傑作に多いという間違った偏見があるので(笑)、FF12のレビューは結構妥当なのかもなぁと思います。
要するに、新しいことにチャレンジした場合、それを熱狂的に受け入れられる人と、懐旧派になってしまう人がどうしても出てきてしまう、それがこのような「賛否両論」の二極化になるのだと思います。

まる。

追記:どうでもいいんですが、某レビューで満点を取ったという話と、Amazonのレビューのこき下ろし方を比べると、ユーザとゲーム雑誌の編集者の間で評価する部分のずれというか、無意識的なギャップがあるんじゃなかろうか……と思いました。