イヴァリース放浪記3:黒い罠

ヘタレゲーマー青星ですが、なんとかがんばって攻略ページはみないようにしています。
だから、すすみが異様に遅くてすみません。現在プレイは十数時間かな。

ビュエルバでモブ退治(ニーズヘッグつらかった)→とっつかまって飛空艇リヴァイアサン(一度ギースに破れ再チャレンジ)→抜け出していったんビュエルバ→西ラバナスタ砂漠にいったつもりが戻ってモブ退治を二つほどこなす→ギーザ草原から西ラバナスタ砂漠をつっきって、砂海。
あーもう、なんてスターウォーズちっくなんだろう♪
砂海とあの亜人はタトゥイーンそっくりじゃないかー!!

ところでモブ退治って、同じランクEでも結構強さに差がありませんか?あと、今回は歴代召喚獣の名前を飛空艇に当てているみたいですね。そのうちバハムートが出てくるのでしょうか。

現在は王墓にいます。おお、ベイグラの改良版!(違)

王墓の悪魔の壁、強えぇえええ。
壁で三回ほどゲームオーバーを食らったので、くらやみ予防の腕輪を手に入れるために砂海に戻って亜人大量虐殺。なお、この亜人の設定がなにげなく面白い……。ハンターリストで読んでみるとよいでせう。
ほんっと、細かいとこまで凝っている。

壁にいどんだパーティ構成は、パンネロとアーシェがレベル16、ゲストのウォースラが18、他17という強さです。ウォースラはベイグラントストーリーのハーディンのようなので、いろいろ心配です(分かる人だけ分かってください~)。
あるいは裏切り者という可能性もあるが……(笑)。

裏の歴史物の様相を呈してきて物語がついに進み始めました。もう顔がにやけちゃいそうなほど「黒く」っていい。松野節~!!
そうだよ、薄っぺらな話ではなくて、こういう感じの「どろどろ」を待ってました。(恋愛関係のどろどろよりも権力闘争のどろどろのほうが圧倒的に個人的には面白く思うんです)
ただ、意外とライセンスが手に入るので、まさかもう物語半ばとか言わないよね?!とちょっとドキドキしているところです。だって、ホーリーもう出したよ。ひっくり返してないけど。
その割りにヘイストが遠くて……。
あ、まだ召喚獣一つも取ってないや。

あまり補助魔法系(緑魔法)の効きがよくないのが残念かな。ほとんどミスります。うう。ドンムブとか使ってみたいのにな。

それにしても、今回はバトル楽しすぎ。とりあえずガンビットをつけていますが、リーダーはときどき外してばっこんばっこんモンスター殴っています。

ああ、どうか、この調子で最後までたどり着いてくれぇえ……っ!
(その前に王墓で迷子になっているので、抜け出すことが出来るかどうかのほうが問題かもしれません。)

イヴァリース放浪記2.5:パンネロ最強

ビュエルバよりまだ脱出出来ておりません。
つまりほとんど進んでいないので2.5扱いということで。

ルース坑道にさらわれたはずのパンネロを探しにうろつき回りますが……。

賞金稼ぎ、バッグモガナン(だっけっか?)、強すぎ!
バルフレア~(怒)。なにやらかしたんじゃーー!!
しかもパンネロはとっくに解放したってぇええ?!

まともに戦っているとゲームオーバー多発。
しかもまたルースの入り口から始めるので、いい加減、道も覚えてきます。
レベルの底上げしかないかと空が見える明るい通路では、ゲストのラモンが景気よくポーションを投げてくれるのをよいことに、骨を大量虐殺
申し訳ない、骨よ……。
行ったり来たりを繰り返して、チェーンボーナスも金色になるまでがつがつがつがつ狩り続けます。いやー最初のころは怖かったなぁ、だって最大五匹を相手にしているんだからなぁ。

が。
骨のおかげでほぼメンバーがレベル11-12になってもやっぱり、駄目。入り口に引き戻されます。
ん? なんかバルフレアが言ってるぞ。

逃げろ?

そういうことはもっとでかい声ではっきり言えーーー!

プレイ翌日。再トライ。
もちろん骨は狩りますが、もう狩り尽くして起きあがってくる気配がなくなったころ漸くイベントに向かいました。
そしてひたすらトンズラ。

ほとんど使っていなかったプロテスをかけてから、三人で突っ走る。それでもバルフレア死亡。
ぐわー姐さんよろしくお願いします!
で、ヴァンからリーダーを引きはがしてフラン姐さん突っ走る!

HP二桁でなんとか生還。

とんずらしたところで、パンネロがジャッジの連中にとっつかまっているのが見えます。パンネロはさらわれてとらわれただけだと説明しているところをラモンが助け船を出しますが。

それよりも私は気になっていることがありました。

……君、三人がかりでもひいひいいいながら戦ってきたあの坑道を一人で抜けてきたわけ?!
強すぎ!

ということで、青星の中でパンネロ最強説が生まれました

現在はモブ狩りでニーズヘッグに殺されていまーす♪
ビュエルバの侯爵邸にいるパンネロですか? あ、彼女強いからだいじょーぶ☆

イヴァリース放浪記2:ビュエルバ到着

*しばし旅行に出かけるので、いろいろな反応が遅くなることをご了解くださいませ。

*あと今回はネタばれしまくりです。お気をつけを。

多少ドラマの展開に散漫な印象は相変わらずあって、お使いばかりしているようなうちのヴァン君。
レベル8でございます。(低いの? 高いの?)
ですが、クランのメンバーにもなり、モブ退治もテクスタまでほんのり終わらせました。
で、現在ビュエルバにいます。ルース魔石鉱に侵入したばかり。
モーグリ可愛い。空が高い。
ムービーとイベントシーンの差がなくて感動だ。
ビュエルバは絶対クラウドシティだ。
(クラウドの街というわけではない……某映画の有名な街です。支配者が海千山千っぽいところまで似てる)
サブキャラではミゲロさんが好き。いい人だ。
魔法を覚えたら、意外と使えることに気づいて嬉しいです。
ポーション消費しまくりだったんですが(かなり満身創痍)、歩いているとかなりの速度でMPが回復するので、戦闘終了後に遠慮なくケアルかけています。
あとは「強くてニューゲーム」などでいいから、レアモンデがちょっぴりでも出てくれないかなー。メレンカンプさんでもいい。

さて。
今のところ、一番の落胆は、「バッシュに双子の弟がいた!」でしょうか。
レックスのあの場面で「おいおい、生き別れの双子とかだったりしてーWAHAHA」と冗談ぽく考えていたら、そのまま通りのベタな展開だったなんて……(泣)。
陛下は売国奴だ、というのには、もっとふかーい意味があると期待していたのだよ、私は!! どういう謎があるんだろうと楽しみばかりが大きくなっていたというのに!
(時々この人(松野さん)のシナリオってこういうべたなところあるよね……(ベイグラでも実は思ったところが一カ所だけあった。でも、結局それが○○された感じになったので、逆に評価はあがったけどね))

イヴァリース放浪記1

FINAL FANTASY XII。
世界待望のアレ。

序盤も序盤、いまだバッシュがゲストキャラ扱いでしかないほど進んでいませんが、序盤プレイからいくつか。

とにかく「すげーゲーム」ということは決定。文句なく、傑作。好きか嫌いかの次元を超えて、凄い
FF10が物語を語るメソッドとしてのゲームの完成形だとしたら、FF12は「ゲームであることの存在意義」に賭けたゲームの一種の到達点だと思います。

とりあえず前作のFF10と比較しつつ印象を述べてみます。

ドラマのつかみ

これはFF10のほうがいいですねぇ。

FF10では典型的巻き込まれ型ゲームなので、否応なしに物語に連れ去られてしまうから、どうしようもなくプレイヤー側も「え、え?」と物語に注目をせざるを得ない。
12はそこまで到るのに多少時間がかかっていそうな気がする。(FFTも割とそうだったよねー。ディリータの妹事件が起こるまでちょっと長たらしかった)だから、多少印象が散漫。

また主人公の特徴は10のほうが際だっていますよね。鬱屈したものを抱え込みながらも明朗な少年を、登場直後に(自分の大嫌いな)父という明快なアイコンで表すことが出来たから。
それに比べると、ヴァンは割と印象が淡泊ですよね。

ただねえ、12の主人公が割と「人格的に透明」というのは、この後に語るゲームシステムに大いに影響するんですよ。

ゲームシステム

これが凄い。
……FF7ACで言っていた「少し曖昧な部分を残して、視聴者に自ら解釈を行ってもらう」という積極的な姿勢がここで必要とされます。
つまり、このゲームでこそ、本当の意味でそのポリシーを体現出来ていると思います。
FF10も含め、それまでのシステムは強制的に突然バトルシーンに移ってしまうわけですが、今回は「自分から攻める」「攻めるべき種族を選ぶ」と、自ら関わっていく、という自己関連度の高さ、すなわちバトルでの自由度が抜群です。
さらに先ほど述べたように、少し印象の薄いヴァンというキャラを使うことで、キャラを通して操作するという印象がさらに薄くなります。なんといえばいいのかな、プレイヤーが成り代われる、といった感じかな。

しかも割合スリリングだし。簡単すぎるという方はガンビット外して戦ってみればよいのでは?
……え? 戦略ですか?
私は物理攻撃しかしていませんよ。(今は地下道でミミックと戦っています。)

……魔法屋、行き損ねたんですよう(泣)。

グラフィック

えー、文句ありません。
大聖堂のような作品、というの、実感出来る!
なんて広いの?! なんて天井が高いの?!
本当に、自由に冒険している気分になります。

そのせいで、やらされている感がほとんどないんですよ。ゲームに対して積極的に楽しもうというタイプの人にはぴったり。
ただ、単純に○ボタン連打で進んでいこう、という人にとってはドラマと同じく散漫な印象になってしまうゲームだと思います。

あと、人物の造形が素晴らしい。
あのベイグラの驚異もののローポリ技術の第四開発部だけのことがある。
ポリゴン、FF10の半分ですって!!
ほんとうだったらもっとぼそぼその像になるはずなのに、丁寧なテクスチャ(面の色塗り)でちっともそうは思わない。ドット職人、グッジョブ!!
さらに瞠目したのは「絵」としての表現が残っていること。筆で丹念に描かれた像が自然に動いているという感じ。FF10はその点むしろ人形的でしたよね。

音楽

基本的にはいいんですが……うーん、ちょっと期待が大きすぎたかな。
ベイグラントストーリーで見せた、緩急自在の崎元さんの音楽のすごさ(鳴らすときは思い切り鳴らす、声を潜めるときは思い切って音楽を消す)を知っているので、それに比べるとちょっとべたべたに音楽がつきすぎているかもしれません。

ま、総括して言うと、「非常にゲームらしいゲーム」だと思います。

いやー、話そっちのけでバトルが楽しい。「避けて通っていこう」と言われつつ戦闘しかけてばかりでっせ。
あとお気に入りはやっぱりバルフレア兄貴。かっこいいよ、兄貴!!