プレイはちょっと一休み。
現在とりあえず、王墓の中で迷子になっています。二つとも台座を調べたはずなんだけどなぁ……。ついに攻略サイトみちゃったよ。
それでも全く役に立たなかったよ……。どこか見落としている道があるのかも?
砂海を行ったり来たりしてついにウォースラのレベルを超えてしまいました、メインのメンツ(汗)。
ま、それはともかく、Amazonさんの評が凄いことになっているようで(笑)。
私も前にAmazonのレビューをみて、「おおっと~」と思ったクチ。
もちろん納得出来るものもありましたが、「前のと違うから、クソゲー」という評価が多すぎたことがおかしいな、と思った次第。
FFって過去と同じ物を期待するゲームではないでしょう、というのが、自分の意見です。
ナンバーが変わったら、違う世界、違うシステムを積極的に、攻撃的に、取り入れていくことこそがFFの特徴だと思っていたんですが、違うんでしょうかねえ?
(だからこそ、自分は割とコンピレーションに対しては消極的受容の立場でしかないんだなぁ。
まあ、7のファンとはとても言えません。妙に分析してみてしまう。
たとえばヴィンセントは登場当時に「あー、これは確実に女性プレイヤーのウケを狙ったね」と思っていたので、本編では大して思い入れのないキャラだったんですよ。今はヘタレキャラとして愛していますが(笑)、そのDCだって、浜渦さんが音楽を担当していなかったら絶対に買ってなかったし……。
FFがFFらしくあるために、リメイクはむしろ反対の立場かもしれない。移植程度ならよいんですが、リメイクするだけの余力があるなら新奇であること(novel)に賭けてほしい.。
最近の展開は、7のファンにとっては嬉しい展開でも、FFのファンとして嬉しい展開かどうかはびみょー。)
なお、現在二十時間ほどプレイしたところでの私の評価は、「傑作」です。今でも変わっていません。
すげーよ、このゲーム。(参考までに。好みのゲームの個人的評価:ベイグラントストーリーは傑作:FF10はゲームとして多少あらは見えるがまぁ傑作かな?(バトルでは、一度攻撃法が確立されたら、その手のモンスターには同じ手ばかりを取ってしまうので、慣れてくると緊張感が多少落ちてくる) FM5thは良作:FF8は意欲作。)
好きか嫌いかで言えば、10のほうを推します。シナリオもキャラも好みだったからね。(もっとも7から10ってずーっと同じことやってると思ったけどね(笑)!)
ただし、作品の質を考えると12のほうが凄いと思っています。
グラフィックも美しいですが、それに気に取られるのではなく、ゲームの本質(バトル)に夢中になってしまう。10についてはシナリオにはまる前には「やらされ感」が多かったのが、このゲームにはそういった不満がない。自由度が高いんですよね。
広々とした仮想空間を走ってゆく快感。そう、このゲームは一種の「仮想現実」の可能性を提示しています。
固定された空間をアイコンが走っていく「記号」ではありません。
記号ではなく、仮想ではあるけれど重さすら感じるある種のリアリティ。もちろん、ほんものには劣るけれども。
ほんと、好き嫌いの次元を超えた意味で凄い。
なお、私はFF12は好きですよ、念のため。
グラフィック偏重、自由度がない……と言われてきた(特に最近の)FFは、悪口を言われつつも結局は「ユーザ自身の好みだった」のではないでしょうか。
そりゃぁ、会社だって慈善事業でも趣味でもないんだから、マーケティングくらいはやっているでしょう。ネット上のものもがんばってみていると思いますよ、FM5thの某ちゃんねる言葉が連発されているのをみるとね(笑)。
で、その「自由度がない」という批判をくみ取っていざ自由度が高いゲームを作り上げたならば、「今までとは違うぞ?」というような困惑が生まれて、上記のような「前と違うから面白くない」というレビューが出てきてしまったんでしょうかね。
もっとも。
自分には、賛否両論が起きる作品には傑作に多いという間違った偏見があるので(笑)、FF12のレビューは結構妥当なのかもなぁと思います。
要するに、新しいことにチャレンジした場合、それを熱狂的に受け入れられる人と、懐旧派になってしまう人がどうしても出てきてしまう、それがこのような「賛否両論」の二極化になるのだと思います。
まる。
追記:どうでもいいんですが、某レビューで満点を取ったという話と、Amazonのレビューのこき下ろし方を比べると、ユーザとゲーム雑誌の編集者の間で評価する部分のずれというか、無意識的なギャップがあるんじゃなかろうか……と思いました。