PSP FF8日記 2

独立試行の失敗のはずなのになぜか連鎖的に生起しているように思えるのは普段自分がその失敗に気がついていないだけなのか、それとも時期的な問題として出てくるのかと頭を悩ませつつ非常に落ち込んでいるところにFF8プレイ中。ああ、こいつらが私を救ってくれるよ……(ダメダメ人間)。

ということで、ついにガーデンが動き出してセッションやって(ちょっとツンケンしてたらリノアに嫌われた。まーいいか。そっちのほうがスコールっぽい(笑))、ガーデンをバラムに持ってきて現在指揮官(雷神)を捜し中。
指揮官発見フラグはもうたてたつもりなんだけど、どうしてまだ電車の中に入れないんだー。犬どうやって動かしたかなあ?あれやっぱり30000G払わないといけなかったっけ? そんなわけはないと思うんですが。
ただ、PSPでプレイすることの弊害として、非常に人物がちっちゃくなっちゃうことですね。だからはしご段を上り下りするのや、道が微妙に入り組んでいるところはPS版でも結構つらかった記憶があるのに、今回はもっとつらいかも。
今はスコールだけがLv30を突破し、他は10後半から20前半で止めています。これまで全く気にしてなかったんですが、F.H.の駅長の名前ドープでしたか! ハトヤマ! いやいやいやいや。そしてもっと気がついていなかったこと、駅長んちでアルテマがつれる! マジですか! 今までセイレーンの隠しポイントのアビリティなどあまり気にせずにおーざっぱにやっていたので、身につけていたのがそこそこ後だったんですが、今回は意識的に最初のほうに回してみました。
おかげさまでアルテマ……!!
PSPではセルフィのリミット技でしかまだ見てなかったので、感動。

本当にFF8はいいですよー。
確かに「明るい話を作りたかった」というクリエイターさんたちの言葉も今なら素直にうんうん、と納得出来る気がする。FF7はFF7である意味対象年齢として狙ったプレイヤーにはぴったりだったんでしょうが、私はやはりFF8のほうが好きだなあ。中学生日記を見ているようです。
本当にスコールってこんなにいい子だったっけ?というくらいいい子。彼は誰よりも生きることや人に対して真摯ですね。それが裏目に出てしまうことが怖くて、逆に人を突き放しているだけで。

再プレイだからかもしれないし、あるいはもうFF8というシナリオをだいぶ覚えているからかもしれませんが、前よりも魔女の話を意識的に捉えているせいもあって魔女の話かなりちゃんとしてない?と今更ながらに思ったりしています。
FF10とかFF12とかFF9とかって結構シンプルな話だったんだなー。

PSP FF8日記

FF8日記順調に第一イデア戦に到達しようかというところ。目の前にティンバーマニアックスが落ちているのが分かるのにそっちに行けない(一度凱旋門下につながる出口に行ってしまうと引き返せなかったっけ? それともPSPの仕様ですか)悔しさをかみしめつつ。ドロー合戦。貧乏性にはなんて肌に合うシステム! むろんカードとカード精製のアビリティも早々にゲット、ゼル君にケツァルクアトルを背負わせて、カード化させています。(そのせいで彼のレベルあげだけがやたら遅れている気がする)

つくづく思うに、これは大人向けの子どもの物語ですね。
いちいちみんなの言動が可愛すぎてイイ! やっていることは大人顔負けですが(よく考えたら少年兵じゃないか君たちは……)、言動が十七くさくていいなあ。過去形になることを恐れるスコール君とか。ああああカワイイ!
そしてスコールのもとの根の良さというのが早々から出ているとこもいい。
勝手な妄想ですが、作っている間ツクリテさんたちも時々苦笑しながらキャラクターたちをかわいがっていたのでは。

Front Mission 3 エマ編

睡眠時間を削ってクリア。

いやー面白かった! 600円とは思えない面白さ!(←当たり前です)
とにかくミッションが面白かったです。短く遊べるし、スキルの成長はヴァンツァーを乗り換えないと出来ないと気がついて、武器に合わせてカスタマイズしなくちゃいけなかったりとか(銃器使いなら、格闘用スキルを身につける腕は不要)。そこそこ悩みながら気軽にプレイ出来るというのは大きな利点。
敵のパイロットを強制輩出して、それを乗っ取るというシステムがありますが、これは全然適用できませんでした。
あんまりイジェクトパンチ発動しなかったし、グレネード持たせなかったし。
天網は途中で面倒くさくなりました(……)。
そしていつもの事ながら改造用のお金の金欠に悩む。

物語はまあ、可もなく不可もなく。ツッコミ所は満載。満載過ぎる。ので、ストーリーに期待してはいけない。でもつまらないというわけでもない。
中国を転戦するのは面白かったです。なんだかね。
ただ、主人公が無茶言い過ぎ綺麗ごと言い過ぎで、「いやそれはアンタが悪い」とツッコミを入れること多々でしたが、19歳の頭の固い男の子ですから仕方ないかな、と最後のほうは気にならなくなりました。
むしろ気になったのは、「な、なんか将来ハゲそうだよね……」といういらない不安(笑)。

あと「頭のいい人たちの戦争」の話なのに、戦略的にあんまり頭がよさそうではなく、普通の人でもどうしてそういう穴に気がつかないのか、とツッコミを入れたくなるような戦略でした。天才が天才らしく見えないのは致命的ですよ。それに、この世でたった二人しか理解できない理論で武器なんて作るなよ。武器として危険すぎるか、意味がないじゃん……。

個人的にはデニス君が気に入りました。一人百面相をして悩んでいる姿は申し訳ないけどむしろ笑えた。

しかし、終わり方は決してハッピーエンドではない! ここで来たか!とびっくり。

ということで、今度こそハッピーエンドを目指して(ちゅーか、和輝君の当初の目的が達成されるように)、アリサ編に突入したいと思います。

それにしても、ゲームアーカイブス、すごいなー。
FF8来ないかなあ? FFTより先にFF8を出してくれ、というのはファンのひいき目ですか。
ぽつぽつプレイしたFFの中で、12を除けば、FF8がやっぱり一番かも、とディシディアをプレイしながら感じたので、もう一度やりたいなー。(出来としてはFF10のほうがいいと思うんですけど)

関係のない話ですが、FoIで小塚崇彦君が参戦決定! 嬉しい!! 06年のNHK杯で初めて見た時に「うっわ、好みー!!」とテレビにかじりついて以来、密かーに応援しています。
ただ仕事のこときっぱり忘れてチケットを取っていたので、「出張の日程、八月の下旬でしたよ」と言われたときにゃ、ぎっくりしました。直前でギリギリセーフ。

Front Mission 3

ゲームアーカイブス

mysteryなサイトを見ていたら無性にFMがやりたくなり、未プレイだったFM3をゲームアーカイブスでゲットしてきました。FM2もプレイしていないのですが、何でもロードに問題があるとか……。

やっぱり面白い! シミュレーション苦手な私でも割と簡単にクリアできます。それに一面が短いのでさくさく出来て、寝る前に「さて一ミッションプレイしてから寝よう」と(←だめな小学生のようですね……)。

物語は「おいおいそれは主人公、君が悪いわー」とミッションごとにツッコミを入れている気がします。
初っぱなから、妹馬鹿の高専生が、爆発事故のあった軍の研究所にいる妹が心配だからとバーで出会ったばかりの敵方の力を借りてそこに無理矢理入り、警備兵をぶっ壊して出てくるんですから。
追う軍のほうに理はあると思うよ和輝君……。

ということで、お話的には「そ、そんなのアリですか!」と目が点になってはいますが、FM1やBoMに比べると見せ方がうまくて、そこが魅力的。(グラフィック偏重型)

しかし、主人公がなかなか育ちません。親友、亮五君はすいすい育っているのに。
脳みそ筋肉の私は、主人公は大体ストライカーにしたいのですが(男は黙って棍棒だ! がっつりボディHPもってけー!)、戦績評価を考えるとストライカーはあまり成長率が良さそうではないような気がします。
うーむ、近距離銃器にするか、打撃武器を極めるか、悩みどころだなぁ。

追記:実は一瞬、あのmysteryのページを見たとき「URLがミステリー?! ま、まさかシグマの続編?!」と思った私の頭をどうにかしてください。(ミステリ違いでした……。)

FF13トライアル

よ、漸くプレイ出来ました……一年ぶりくらいに弟宅を訪れる理由がPS3ってなんだか情けない気もしないでもありません。
隣の部屋で弟はPCで三国志(シミュレーション)をプレイしていました。
3.5回ほど繰り返した中での感想です。

グラフィック

垂涎もの。

世界観

FF7と似ている気はしますが、そこまで陰鬱な感じがしません。

バトル

実はプレイ動画を見ていたときはちょっとがっかりしていました。なにせ12大好きっこのシームレス派なので。
プレイしていい方にイメージが変わりました。ごめんなさい土田さん、私が誤ってました。

しかし、このバトルシステムはかなり賛否ありそう、とも感じます。

初回プレイ時○ボタン連打でクリアできちゃったときは「……あれ?」と拍子抜け、あるいはあっけない感じさえしましたが、かっこよく、効率よくプレイしようとなると途端に面白くなります。

タイムゲージと呼ばれるゲージがいっぱいになると指定したコマンドが発動される、というATBものですが、このゲージが三等分されておりまして、その1ストック分が基本的なコマンド(たたかう・ファイア・ケアルなど)に必要なタイムとなります。3つコマンドをためて一気に発動すれば、三連続でキャラは技を発動してくれます。しかし3つぶんのタイムゲージを埋めるには、やはりその分だけ時間がかかるのも確かです。

だから技を3つためて発動する必要はなく(いやむしろ3つのためどころを考えるべき)、仲間の自動攻撃も含めてチェインを繋いで相手の攻撃を受けないようにうまく技をつなげていくのが必要。
また相手がブレイク状態になると、「うちあげ」という技を使って空中で相手をお手玉する方法が使えます。これが凄く快感! かなり巨体のモンスターでも出来たので、「ををを!」と思わず変な声を上げてしまいました(笑)。
うちあげたり、うちあげた状態で「たたかう」を続けると、大ダメージを与えることが出来ます。

FF10-2とかFF10とかに似ていると言われますが、そのストック分とかチェインなどを考えるとシグマ・ハーモニクスのバトルシステムとも似ている気がします。(そうですシグマハーモニクスのバトルシステムって凄くよく出来ているんですよ! 正直ミステリ部分よりも!! だからシグマハーモニクスRPGが出てもいいと思うんだ!)
シグマの場合は3本のタイムゲージがBGMによってそれぞれ異なりますが、今回はタイムゲージのストック数で管理。
んで、三倍速くらいのスピードです。
そんなこんなで敵味方いりまじりリアルタイムでの素早い戦略が必要。
プレイしないとこのおもしろさは実感しにくいかも。

「自動的にお気軽で派手な楽しさが提供されますよ」タイプが好きな人は、このバトルシステムは楽しめないでしょう。○ボタン連打でクリアできるのは初心者仕様になっているともいえますが、それではとってもつまらない。ここで終えた人はたぶん酷評すると思う。
しかし、自発的に「遊んでやろう!」というタイプの人には非常に面白いと思います。リアルタイムで短時間で戦略を練るゲームへの介入といった点がFF12とは段違い。
ある意味ゲーマーの喫水線を示すんじゃないかと思わないでもない……。

FF12とFF13ではそれぞれある種の「リアルさの実感」を追求しているような気もするのですが、FF12とFF13では全く方向性が違うんだなあ。
FF13は「今ゲームしているぞ」というリアルな実感、そして戦略感が非常に強い。一方FF12の場合はあらかじめ設定したものがうまく機能するかどうかを楽しむもので、見た目は割と(これまでのFFに比べると)リアル。
うーん、うまく説明できないのですが……。

FF12はベイグラの正統進化形なのでFF系の進化とはちょっと違う気がするのですが、FF12は松野さん、FF13は土田さん、と奇しくもシミュレーション畑の人なんだよなぁ。シミュ畑なのに全く方向性が違うのが非常に面白い。

個人的にはFF13のバトルシステムは大ありだと思いました。コマンドの種類が増えたら正直とんでもないことになりそう……とにかく忙しい~!
これむしろアクションゲームじゃないのかという気がするほどです。
あと戦績評価(かかった時間やブレイクやチェインで評価される)のは、もしかしてDMCのスタイリッシュランクとよく似てるんじゃないかと思いました(笑)。

ただ手放しで絶賛とはいきません。画面のインタフェースは改良の余地あり。
画面下半分のゲージ類に、右上のチェイン、ブレイクゲージがあるんですが、画面のひろい最近のハイビジョン仕様だと目で追わなければならない距離が大きく、バトル画面を見ているのが難しいです。(ちなみに42型でプレイ)
特に今回はチェインやブレイクがバトルの戦略に大きな影響を及ぼすので、結構致命的。また、仲間の自動攻撃がいつ始まるかを知らせるはずのタイムゲージが非常に細くて見づらいです。そのすぐ上にHP残量が記されていますが、タイムゲージがHPバーのように見えてしまいます。
敵がブレイク状態になったのは赤く光るところで分かるんですが、ちょっと地味な光り方なので、いささか分かりづらいです。
ここらへんのインタフェースデザインのブレイクスルーはお願いしたいところ。

ストーリーについて

正直さっぱり分かりません。FF史上もっとも未来の物語ということで、非常にSF的な世界です。

ただ、いささか不自然で強引な展開ではないのか?と思ったところも。
たとえば、ノラ(野良からの転用でしょうか)とよばれるレジスタンスグループが、自宅から追い出され下界に追放される拘束具のつけられた人々を助けようとしますが、「家に帰るぞ!」とそのような人々に声をかけても実際には政府に見張られているだろうが……とか、拘束具がついているくらいだから脱走した人間たちがいればチェック出来るだろう……とか、追跡機くらいはついてるだろう……とか、考えてしまうんですよ。こやつらは何をあまっちょろいことを言っているのだ、と。
(→そんなとこに突っ込むなという内なる声も聞こえますが)

音楽

分かっておろうな。

Versus13, Agito13 トレイラー

物語として一番好きそうな雰囲気を漂わせているのはVersusです。綺麗……なんですが、ちょっとキャラクターの体のバランスがとれてないような気がするのは私だけ? ノクトとステラの出会うシーンでの二人とか。
「死者の記憶」とかいくらか不穏な単語がさっと映し出されていたので大変気になります。

……んが。
よい歌なのに歌手が音痴だと思います。誰か「低すぎ!」と突っ込み入れなかったんだろうか。

Agitoは見ているだけでこそばゆくなりました。まあ、推察してください。ラノベで結構、ですが、個人的にこそばゆく感じるタイプのラノベ。ほらやたらと凝った言葉を使っちゃうやつ。