リズム

端書き。
この前浜渦さんの音楽の特徴をうろ覚え知識で書いてみましたが、ほんとのところは浜渦さんの特徴はベースのリズムのほうにあるんじゃないかと思っています。

旋律のほうはシグマを聞いていてはっとしたのですが、ベースのリズムについてはもっと前から感じているものなので、他の方もむしろ「浜渦的リズム」というものを感じているのではないかと勝手に思っています。

メロディやリズムそのものでオリジナリティを演出するのではないタイプ。
アレンジ能力が抜群で、それで楽曲のオリジナリティに昇華するタイプなんだろうなあとつくづく思います。

追記:リズムについて作曲家の吉松隆さんが非常に面白い記事を書かれています。興味がある方はどぞ。

旋律と変奏

別館の記事ですがこちらからもリンクはっておきます。シグマ・ハーモニクスの主題と変装変奏についての音楽ネタの記事です。
類似メロディであるDC他作品と比較しています。

自分のこちら系(ゲーム)のサイトで多分、今までで一番まじめで、なおかつ力を入れたものだと思います(笑)。そのくせ嘘知識が混じり込んでいるような気がするので、音楽系に強いかた、是非是非訂正にご協力ください。

旋律と変奏

追記:ディシディアにFF11のキャラ、シャントット様が出撃するらしい……、私、夢を見てもいいですか……?

まだ思いつき時点なんですが

DCとシグマが似てるのでは?疑惑がハマウズ音楽に見いだされたわけですけど(勝手に私によって)、他にもつらつらと聞いてみたら、そもそもしょっぱなに五度跳躍するテーマが多いんじゃないの?と、無駄に長い通勤時間中ハマウズ音楽をずーっと聴いていて思い当たりました。

FF10やチョコボはもともとメインテーマがあるのでそれを除くとして。またサガ系のメインテーマは下降系のスケール(というのか)がベースになったものなので外すとして。
(FF10の旅行公司なんかも五度の跳躍ですね。)

武蔵伝IIのA New Hope(他の楽曲にも同じメロディが使用されている)も五度の跳躍、シグマは窮鼠、戌吠(えー、三連符つきなので正確に五度の跳躍とはいえないかもしれませんが、バリエーションだと思うんだよね)、魔奏曲、など。よく似ているけど四度の跳躍はニンギョ。四度の跳躍も結構多い。
ラスボスの「転回せしめるは時の悲鳴」は、主音からではなく三度音から始まっています。しかし低音で主音が響いている状況なので、五度の跳躍バリエーション認定でいいと思います(実際似てる)。
「もう一つの明日」は主音→(一オクターブ上(?)の)五度音跳躍をグリッサンドで表しています。
DCのFlicker(そのバリエーションとおぼしきTrigger Situationもね)に含まれるテーマも同じく五度の跳躍。
もうちょい調べてみます。メロディラインの楽譜おこしくらいならまだ出来るかな……。

*ちなみに勝手に私による認定ですが、植松さんはスケール使いの天才だと思う。「素敵だね」とか神羅のメインテーマとか。
*DCのメインテーマ(恐らくヴィンのテーマ)とシェルクのテーマとルクレツィアのテーマの関係性が密かに凄いと思います。一度ネタとしてあげた記憶がありますが、楽譜おこしできたら再度やってみようかと。
*なお、今メインで出ているFF13のテーマですが、前奏部分をどこまで認めるかによりますが、やっぱりこちらも五度の跳躍でした! 下降系(五度音→主音)ですけどね。

シグマ ハーモニクス OST レビュー

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悪かった。私が馬鹿だった。信者のくせに、浜渦さんの真価なんてこれっぽっちも分かってなかった……。

結局、CDが来ちゃうととたんに赤い靴を履いた女の子状態、小躍りして舞い上がったまま落ちてきません。

すんばらしいです!
透明感、切なさ、時計を思わせる一定のリズムの刻み。
DCFF7の大規模な音楽ではありませんが、そのぶん音がひとつひとつきらきらと立っている感じ。

CDの収録時間、ほぼ1時間でした(笑)。すんませんいい加減な計算で(計算してないだろという突っ込みまち)。曲が短いということは、いろんな色合いの断片をつなぎ合わせて聞けるってことだなーと何となく納得。(でも野望は捨てていません)
追記(9/25):OST公式サイトで、「非常に短いループ曲」を選択したことの説明があります。ついでに、今浜渦正志特集をDLページでやっているようです。でもなんでこの曲目の中にアンサガ(アンリミテッド・サガ:スクエニ初のオールストリーミング)が入ってないんでしょう。

CD収録曲がそれぞれ非常に短くても、さらにゲーム中では短くされている!!というのは確かにあるし、削られた部分が良かったりもするので(封印完了とかね)、音楽が気に入ったならまずCD買いましょう。ほんと買いましょう。
iTunesだと2000円ですよ。

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