リライト終了!とシグマたちの調性

シグマな何か、リライト終了しました。
あんまり変わっていません。
が、「ある世界」設定に従ったため、その雰囲気が出ているといいなーと思います。また、皮肉なことに、今の内容のほうがタイトルによく合っていると思います。
興味があればどぞ。

「ある世界」を読む前に、実はもう一方の見方を考えていたのですが、今や無理ですね……。続きは消えてなくなりました(笑)。

いやー、それにしてもシグマ・ハーモニクスの展開を直訴したい! てかするぞ!(というか実はもうやった(笑)。ポイントを登録したときに。)

特典DVDを持っていないのがあまりに悔しいので、思わずオークションをのぞいてしまいました……。あああ、いいなあ、予約特典。まあ、スリーブケースはよいとしてもだ。
こんな気持ちを味わうのはもういやなので(笑)、サントラはスクエニに直接注文しています。konozamaクオリティじゃないよね、どきどき。

で、音楽にからめて以下の独り言。

まず、音名について参考までにメモ。

階名    :ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
日本語の音名:ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ・ハ
英語の音名 :C・D・E・F・G・A・・C
ドイツ語音名:C・D・E・F・G・A・・C

英語とドイツ語はびみょーに違っているので注意です。一番わかりにくいんだよねーこういうの。いわゆる日本語音名での「ロ」が、英語ではBになり、ドイツ語ではHになります。

ちなみに、もっと頭を悩ますのは変ロ(シのフラット)のこと。ドイツ語ではになります。英語と混乱しちゃいそうです。
後でこれまた繰り返しますが、今回ちょっと意味があるので覚えておいてくださいな。

さて、シグマハーモニクスのシグマ
シグマはSだから、変ホと読み替えたとかそうでないとか、という舞台裏が乗っていましたが、私はシグマはスティグマから来たものではないかと期待していたのですよ(笑)。

ま、SからEsとなり、黒上シグマが調律するべき調性をEs-dur、変ホ長調と考えると、フラットが三つ。

シグマといったらネオンも法水もそうじゃないか、というご意見もありましょうが、法水の場合は恐らく変ホ長調の世界を持っていないと思います。
これは後述。ネオンについてはほぼ空想理論で補完します。

♭の長調の場合、ヘ長調をのぞいてすべてフラットの音から始まります(赤○に注目)。なので、この画面では、一オクターブ分の音階にフラットが四つついているようですが、実際には3つの種類の音にフラットがついています。フラットのつく音は、ホ、イ、ロで、フラットがついたらそれぞれ変ホ、変イ、変ロとなります。音名だとわかりにくい(私は!)ので、ドレミファで言うと、ミ、ラ、シにフラットがつくのです。

法水の紋は、フラットが二つ。
(シグマ君の(黒上の)はト音記号。ちなみに、最後の刻音置きで、ト音記号とヘ音記号のほかに、ハ音記号まで出たの気がつきました?)

法水と比べて、シグマ君のほうがより正常な世界(ハ長調:つまり、ドの音から始まる世界)からずれた世界に生まれ落ちたことを意味しているんでしょうかね。
ただしシグマ君の変ホ長調(三つの♭:ミのフラットの音から始まる)は、短調(平行調といいます)にするとハ短調となり、主音がハになる。
ハ長調のネガとも言えるし(ま、ハ長調の平行調(短調)はa-mollつまりイ短調だけどね)、もしかしたら、主音として「ハ」を握っている彼こそが法水を大逆転することが出来るとも考えられるかもしれません。

さらにこれから先は全くの妄想。過去を変えられたせいでフラットを持つシグマと法水ですが、未来を変えられたせいで生まれた月弓シグマの場合はシャープを持つと考えられるかも。
で、シグマとネオンの「転調」がお互いに打ち消し合って最後の世界が生まれた(あるいは、ある世界が安定したハ長調の世界になったのであれば)と考えたら、月弓シグマの場合は三つのシャープがつく調、イ長調です。

実はA-dur。ハ長調の裏(a-moll:ラの音から始まる)の裏(笑)を持っているのかもしれません。

シグマ君をひっくり返すと音楽でいうC、もっとも基本の音を持ち、ネオンちゃんは文字としてのAという、文字にしてもっとも基本の字を持っていると考えると……面白いですな。

法水の場合、紋のとおり二つのフラットを持つならば、ドイツ語音名ならB-dur(シのフラットから始まる)、英語ならB♭ major、変ロ長調です。
ドイツ語音名から考えれば、BはHの♭です。
……と書いても、わかりにくいですね。上にも書いたとおり、Bは英語ではシのことですが、ドイツ語ではシのフラットのことを指すのです。ただのシ(ナチュラル)は、ドイツ語ではHになります。

ま、ドイツ語で考えるとね、2つのフラットをもつ調性の変ロ長調の主音(基本となる音)「B」は「Hの♭」、つまりシのフラット。
ほ、ホウスイかヒメカゴのHか……?
それに変ロは「シ」のフラット、「死」のフラットか?
短調ならば、ト短調つまりg-mollあるいはg-minorになります。あんま関係なさそうだ。

シグマ君と法水の関係で言えば、シグマ君の短調の場合、「変ロ」が「ロ」に変換されて演奏されることが多いです(音階(スケール)述べてみると、ハ・ニ・変ホ・ヘ・ト・変イ・・ハ。)変ロにナチュラルがついてズレが治ってしまうんですよ。

こっちのほうが攻撃的な短調で、短調の音階にはもう一つもちょっと溜息を漏らすようなものもあります。この場合はすべての♭は保持されます。
法水君からすれば、自分の主音(トニック)である変ロを変換されて黙ってられないでしょう(大笑)。

それにしても嬰ハ長調とかいった変態的な調性じゃなくてよかったな……(笑)。バッハの平均律のご存じの方はなんとなくお察しがつくのではないかと。いやプレリュードとか好きだけどね。

しっかし、こじつけこじつけ。音楽の調のネタなんて、こじつけようと思えばいくらでも出来るからね。ほんの手慰みでした。

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