FF10:初回プレイ感想

昔の日記ログ(旧旧サイト)を漁っていたところ、発見。
なかなか面白かったのでざっと載せてみます。
2002年6月1日の日記です。*なお、インターナショナル版プレイヤーでした。

終了。
FFXがついに。

週末のみ、という条件を課していたら、買ってから一ヶ月以上もかかってXIもでちゃってからクリア。でも、時間はかけてます。やってるときは真夜中から始めて朝までゲームのサルゲーマーだったからね。なのに別になんとかの武器とかかのオメガウェポン系とか全然倒していないし。
おかげさまで、ラストボスはそこそこ楽でした。フレンドスフィアを使いまくって無駄に複数人が覚えたホーリーで○○に向かって攻撃する、非道のパーティメンバー(本当は派手にアルテマをかましたかったんだけど。というか、今作はメテオがないのが寂しい。ああ、メテオ。VIIIのときの宇宙っぽいのが最高だったのに)。
一度か二度は全滅すると思ったが、さっすが○ old man。結構思いやりあるというか(なんのことやら)。
そーいえばIXでは、あまり使い物にならなかったジタン君より、オートリフレクをかけたビビちゃんにフレアを連発させて、9999を連発してラストボス倒したなぁ。そのときはやたら苦労したんだけど。

というわけで、今日は恥ずかしながらワールドカップでもなくこれからゆく仕事のことでもなく、FFXの感想とちょっとだけ攻略について。ネタバレありまくりなので、これからやろうという人は見ないほうがいいかも。
だって感動が半減するッスよ!
というか意味分からないかも。

ぶっちゃけていえばFFXは「エディプスコンプレックスとその解消についてのお話」および狩野あざみの黄龍話(参考:亜州黄龍伝奇)みたいなものでした。
このゲームで特に思ったことは、登場人物にじかにコミットすることによって、単なる物語として楽しむよりも感情移入出来ると言うこと。
ゲーム性は(ミニゲームがかなり充実しているらしいが、私はやむをえず一回やっただけで逃げた)少なくなり、まるで映画かなにかの筋道をはっきりと辿らせるよう。
これが単なる小説だったら、はたしてこれだけ共感とか得たのかなあ、とふと疑問に思う。いい話なんですが、実に。

んで。
私はインターナショナル版で遊んでいるので日本語版がむしろ違和感を覚えてしまうくらいなんですが、それで解けた謎も(というか気付けよそれくらいみたいな)あります。
シンって「Sin(罪)」だったんですねー。そのままやん。
あと、ずっとナギブシと読んでいたナギ節…(沈没)。盆踊りの歌を作るために旅をするのかと結構マジで思っていました(大汗)。

そう、他サイトさんを巡ってみると、どうもインターナショナル版とオリジナル版では別離シーンのせりふが違うらしいんですよ。
インターナショナル版なら「I love you」。
オリジナル版なら「ありがとう」。うーん、如実に文化差…。

声のこと。
…インターナショナル版で慣れてしまうと、日本語のほうはいまいちです。
でもアーロンは絶対に英語版のほうがしぶいっす!絶対にいいっす!
ティーダ君もお気に入りなんだけどな。ふつうっぽくて。

主人公ティーダ君。
育て方が悪かったのか、かなり終盤まで使い道のないキャラでした(笑)。好きだったので一生懸命バトルに参加させてなんとか打撃力をつけてやろうと。盗むととんずらとやたら運がいいのとで救われていましたが、彼が好みのキャラじゃなかったらさっさと見捨てていたでしょう。そうあのジタン君のように(私の中では見捨てられていました)。
でも竜剣とホーリーを覚えさせたらあら不思議。ばったばったと敵を倒してくれるじゃあありませんか。打撃力は相変わらずでしたが。
(ホーリーは割とすぐ9999行きます…限界突破は誰も、どれも出来なかったけどさ)
最後は「エースオブブリッツ」でかっちょよく決めてくれました。って私がやったんか。
ちなみにマイベスト面子(笑)は、アーロン、ワッカ、ティーダ(あるいは回復役・召還獣呼び出しとしてユウナ)でした。ワッカ、あのボールで殺人的破壊力なんだもん…なんで剣なのにティーダが負けるんだ?
主人公はやはし重打撃系にしてほしいなぁ…とちょっと思ったりしたのでした。
一番使いどころがなかったのは獣人キマリ。一生懸命育てたのに、どーしてあのルックスで弱いんだよう、力(涙)。←どーも、魔法よりも力任せに敵をたたくほうが性に合っているようです(笑)。
アーロンは渋くていいぞー。一番攻撃力もあっておいしいぞー。

でもいいですね。終わり方。
泣けなかったし爆笑もしなかったけど、いい。
シンに突入する前に、ひとりひとりパーティの顔を見る彼の顔の表情がとてもよかった。「ああ、ここまで出来るようになったんだ」と別の意味でも感じ入ってしまったし。
ちなみにあの「世界一ピュアな…」は無駄に長くて「ご、ごちそーさま」という感じのムービーでした。むしろ人間業じゃないベベル宮突入時の嬉しそうなティーダ君の顔のほうがベター。最初のブリッツのムービーシーンもやたらめったらかっこよかったですけど。

まあ、クリアするまでには結局攻略本二冊買っちゃったし…。
どうしても地図で分からないところがあったから「アルティマニアオメガ」を買ったら、全然載ってないし(前にでたぶんで網羅しているよう)、仕方なくインターナショナル版用の攻略本を買い。
が、ひとつ、いいことも。
オメガにでていた「初期シナリオ」の(配管工?)ティーダがえらいかっちょよくてですねえ(笑)。こっちで話を作ってほしかったかも…たとえていうなら、雪風の零君をフレンドリーにした感じ(笑)?

さて何故インターナショナル版を買ったかといえば、そうですエンディング後の「永遠のナギ節」があるからです!やっと見られました!
感想はおおかたの反応とは違って、「うまく作ったなあ」。
あのゲームのラストから、決して暗い終わりではないとは思うけれど、でも安易なハッピーエンドでもなかろうと思っていたし。
帰ってきていないのはある意味残念だけど、帰らないと決まったわけじゃないというところが。前向きに、生きてほしいものです。
うーん続編あったら見たいぞ、すんごく。続編作りませんか□社さん(笑)。そして今度こそ「シンデレラは一生幸せに…」
………。
………ってならないような気がするんですが。希望としてはなってほしいぞ。

うが、長い…。
と、とにかく物語性を求めグラフィックに感動するなら、ものすごくおすすめです。ゲームの自由度がちょっとないのが難点ですが。あのお気に入りゲームVIIIよりもずっと物語はいいっす。(VIIIはキャラ!)

この後で、10-2が出て、いろいろと論争を引き起こしましたよね……(笑)。個人的には、はっちゃけた方向性、大歓迎だったんですけどね。その勇気に拍手。
あとは、最初からクリクリがあったなら、相当ウけたと思うんですけどね……。

突然話は変わりますが、現在(2/5)、スクエニミュージックTVはハマウズさんが出演されています。そのバックで流れているのがDCの曲なんですが……。
こ、こんなかっこいい曲があったの?!
そ、そーいえばユフィの曲には聞き覚えもある……かも……。
(音楽のイメージはほとんど、神羅屋敷侵入時のあのくらーい音楽だったのですよ……)

酔いのせいで音楽まで脳みそが回っていなかったようです。反省。
オケのかなりかっちょいい音楽なので、サントラはものすごく期待できそうです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.