FFX-2 Playing Diary 4

セーブはこまめに。・・・2003/03/22 Sat

またもやサルゲーマーにドレスアップすべく(?)、PS2の電源をつけました。

あ、………。
昨日のラスト、セーブ取ってない!!
ぐは!

と言いたいところでしたが、ちょうどナギ平原谷底の「残り三人」のところでセーブを取っていたんでした。ようじんぼうを倒す前に三人を探すことが出来るから却って良かったかな?
そんなわけで洞窟内を走り回ります。
セーブはこまめに取っておかなくても、いいことがあるんですね♪

ちっこくなって隠れていたので分からなかった一人をみつけ、コアスフィアを分捕り祈り子の控えの間?から二人回収。それが終わったらいざようじんぼう戦へ。がしがし戦ってがしがしと勝利。
女の子三人パーティのくせに、剣で叩き切っているような気がする……(しかも叩ききっているのは非力なユウナとリュック。もっとも戦士なパインは回復役(大笑))。もう少し優雅な戦い方ってものを知らないのか?とは思いつつ、○ボタン連打で対応しているビギナーに複雑なことは出来ないのです。

ちまちま各地を巡っているのも飽きてきました。クラスコ君のチョコボ牧場開場のためにかつての訓練場でモンスターと戦ったりしたし。
そろそろ寺院の穴、行きますか。

キーリカですかねえ。ドナさんなかなか見つからず、中にも入れてもらえず、苦労します。
寺院からモンスター沸いて出ているときに、街の人も寺院を封鎖するなんてひどいですねえ。
検問を突破したものの、「木の上」などというドナの意味不明なアドバイスに困り果てます。どうやって上ればいいのさ!
とりあえず寺院への道全ての様子を見てから、急に「木の上だとか言ってたよね」などと言いだします。
それはさっきから分かっています。
まあ、今更何を言っても仕方ありません。さっさと先に進みましょう。

バルテロ倒れてるし~死んでるかと思ったよ。
悪魔的なモンスターをがしがし倒し(ムダにレベルあげした結果)、イフリートも撃破。

はいお次は…ジョゼっすな。
ギップルが消えた~ということらしいんですが、ちゃかちゃか行ってイクシオンも倒します。
倒します……。

……穴に突き落とされました。

暗闇の中。
○ボタン連打!!
ええい、押せ押せ~!!!
(それはそののち理由が分かることでしょう。ってか誰が気付いたんでしょう、凄いなあ)

背景が白くなり、ティーダ君らしき声が聞こえてきます。うはー。○ボタンで先に進めちゃったよ。
おお、ムービーですな。

ああああ!あーいーつーだ!スフィアのきっかけになったあいつ。
ティーダではなく、シューインと名乗る青年。
思ったよりかっちょええ~!
ユウナをレンと勘違いしております。歌姫のカッコしているからでしょうか。
それともドレスフィアのせいでレンの気持ちが入ってくるからでしょうか。
というより私、全く歌姫ドレスフィア使ってないんですけど!!
気持ちが入ってくるもなにもあったものでは……。
という内心の突っ込みは無視して、目の保養♪などと考えていたらヌージに邪魔されました(笑)。

てか、シューインやっぱりラスボス?
………。いきなりこういうこと言われたってさ……もう少し話を深く突っ込んでから言われないとねえ。FFお得意の「尻切れトンボ」発令中。

ヌージとギップルはパインへのスフィアをユウナに預けたあと、さっさと行ってしまいます。
おい、もう退場?!俺たちは異界をなんとかするだって?
ゲーム内での役割ってもうおしまいかい!
もう少しきちんとシナリオ作ってくださいよう!
というのは私が寄り道してないせいでしょうか?
ひとりぼっちで残されてしまいます。
ほんと「どうすればいいのか」ですよね。

……はいはい。分かっていますよユウナ。心配しないで。
○ボタン連打!押せ押せ!!だだだだ。
出ろ~!!出るんだ!!!この寝ぼすけっと脅迫している気分になります。ごめん、ティーダ。

ピィイッ、と指笛の音が響きました。
金色の少年の姿が見えます。
確実にシューインとは違う、その指笛は四回。
……彼はやはり、ユウナを導いてくれる光なのですね。ほろり。

これにてストーリーレベル3、コンプリート。

ストーリーレベル4は呆気なかったです。
飛空挺に帰ればパインの秘密を甲板で聞いたり。そっか、あの三人って……。
いきなりみんなの心をひとつにするには歌とか言いだしますし。しかもユウナのコンサートだし。
召喚士、スフィアハンターにして、歌手。
ユウナの活躍はとどまることを知りません。が、多少ファンタジーの概念から外れているような気がいたします……。真性ファンタジー好きではないからいいけどさ。

トーブリ探して幻光河やグアドサラムをうろちょろして捕まえ(トーブリ可愛いなあ)、宣伝部隊を出動させますが……すみません、笑いました。
いくらハイペロ族人気だったから、ってここまでハイペロ出すことないだろー(大笑)!!

各地にシンラ君がばらまいた通信スフィアでいろんなところを見ます。
ガガゼトの温泉なんてスフィア置いた覚えはないのに……つい興味で見てしまいます。だってグアドサラムじゃルブランがいないとか言うんだもん。
……いやルブランの入浴姿が見たかったわけじゃないですよ!私が見たかったのは三人娘であって。
ガーリークーーー!!さいっこう(ばんばんばん)!!
これは是非ご覧になってくださいませ。

リンさんにミヘンでの異変を調べろとか頼まれちゃいますし(しかも飛空挺から……なんだか便利な時代になりましたの)、いろいろとありますが、さっさとコンサートに行きます。あ、モンスターを倒してからですか?
Xに出てきたバルバトゥースに似たあれ、強すぎませんか?何度ゲームオーバーしたことか(涙)。
でもさっさとコンサート。

ムービー美麗!!
ザナルカンドだ!!
多分、Xで使ったのを転用しているんでしょう(毒)。
いつのまにかユウナはレンに姿をかえ、シューインはヴェクナガンを恐らく起動させ(ここかっこいいねえ)、二人ともに追われ逃げ(ここのモーションは絶対ユウナとティーダのを転用しています、安上がりだ)。
でも……このムービーでシューインとレンのエピソードって打ち止め?
………。
シューイン関係のエピソードはもっと欲しかったっすよ……。

ということで4は終わり。
なんだコンサートだけ?

各地の人々が急に「歌」だのなんだのと言いまくったレベル4ですが、スクウェアサイドも歌手を全面に出しているから必死なのでしょう。

と毒づきつつ、ストーリーレベル5に突入。各地の通信スフィアを見ます。
お、ルールーが赤ちゃんを!
てか、そんなに日数たっていたのですか、あなたその体つきで。……すごいな。
ワッカが相変わらずの悩みっぷり。自分の姿を見ているようでイタイ…(笑)。
でもなんだかほんわりするエピソードでいいですね。チャップ、確かにティーダに似てるよ(笑)。ベクレムからもらったスフィアはよいスフィアでしたし。

ストーリーレベル5は、とにかく話を片づけようとしているのが見え見えです。
バルテロは結局ドナの家の前で待ちぼうけ……それが結論かどうか分からず、キーリカ中をうろついた私って……。
ミヘン街道なんてリンに「結局分かりませんでした」などと言われてしまうし…おおい、チョコボの羽となんかの墜落跡を発見したでしょ!
犯人分かるじゃないすか!

しっかし、ここでルカでのイベントを忘れてはならない!ええ絶対に!
ルカをうろつきます。ブリッツがあるというので前作でも全くやりませんでしたが、ちょいとだけ顔を覗かせてみました。
……ユウナが選手!!というのが見たかったんですけどね(笑)。結局ほとんどパス回してもらってなかったみたいだし、ロンゾ・ファングにボロ負けでしたが。
うーん、ブリッツに関しては前の方が面白そうでしたね。まあ、同じじゃつまらんでしょうけど。

さてルカを見下ろせる高台に行きます。
そこで、彼女はふと思い出に浸ります。
……君の記憶は、世界中にある。
そりゃあ、モンスター狩りにムダに世界をかけめぐりましたもんねえ。
そう思ったとき、彼女にしか見えないモーグリ発見。奴を追いかけました。
………うう、泣ける!
ティーダだ、ティーダだよお!!確かに回想だけれど、……かの少年が出てくるだけでぐっと来るとは。
やはり良いキャラクターです、少年。ポリゴンでもかっこかわいい。あのすねたような顔とか…。
使い回しだということは気にしない。

回想は三つだけですが、思い出にしたくない、と思うユウナにかすかな希望が見えます。
というより、絶対に思い出にさせたくないために日々鍛錬してるわけですな、……プレイヤーが。

宣伝であった、「ここに来ればキミに会えるかも知れない、そう考えたことは何度もあるんだ」を聞きたくなり、グアドサラムへ向かいました。
が、やはし異界へは入れてくれませんでした。そのかわり?トワメルが族長になるそーです。
音楽が心をいやしてくれたと言っております。
スクウェアも必死です。ほんとなんで音楽なんだ?音楽というのを言いたいんだったらもう少し音楽作りこんでも……(同じ曲を多用している気がするんだけど……)。
亜人種たちって…消えたんじゃなかったのか………マカラーニャの森が消えるというのもよくわからん……。訳の分からないまま進みます。まあいいや。
寺院の穴行きましょう寺院の穴。
とりあえずあのエンディングを見るためのことはしたしね。
ふははははは。

でも、ほんとにこれは「何周かしてください」的作りになっていますねえ。
今更エピソードコンプリートでリザルトプレートをいっぱいもらっても……。
ところで、リザルトプレートのアビリティって、それを既に学習していなかったら使えないのでしょうか?
ホーリーなどを使いたいのですが、ホーリー使うためのドレスってないでしょう?うーむ。
でないと、ラストダンジョンが攻略できないのです。いや死ぬ死ぬ。面倒臭がりなので物理攻撃大好き人間にとっては、物理攻撃の効果ゼロというモンスターはもうにっくき敵のよーなもんです。

寺院の穴は「谷底」を選びました。だって、あの苦労したようじんぼう戦で宝箱見つけたんだもん。そこでついでに拾って…って。
あああ!そのまま行っちゃうの?そこにあるじゃないか宝箱!
見ろ!見なさいってば!
という言葉に耳を貸さず、ユウナたちは飛び降りていきました。
うう、あの中身なんだったんだろう…と未練たらたら、後ろ髪ひかれつつ変な道を走っていきますが…やっぱり召喚獣いるのね(涙)。
………シヴァ様はなんとかなりましたが、メーガス三姉妹強すぎ。死亡。

ここで(あきらめて)ストップ。

実はエピソードがいっぱいあった。・・・2003/03/23 Sun

結局、「このままではきっと突破出来ない」と思い、レベルアップついでにストーリーレベルをなるべくこなそうと再度飛空艇に戻ってきました。
ザナルカンドには通信スフィアもおいてなかったので、一度向かいます。
メイチェンじいさんがヴェクナガンは壮大な失敗作と教えてくれました。ふーん、だからシンと対抗できなかったわけ。これにてじいさん退場。
エボンドームではイサールが「ここを守る」と宣言。
以上。
まあ、これでユウナの願いはかなえられたのかもしれませんがどーもしっくりきません。

お次は雷平原です。
避雷針にモンスターが?
シンラ君のせいのようです。
避雷針モンスターは雑魚なのですが、ラストボスが強くて何度かゲームオーバー。パインにひたすらデスペルと祈るを連発させどうにか倒しました。
その後新しい「穴」が見つかったってんで、そこに行ってまたがしがし戦っているとリュック父、シドが腰を抜かしておりました。やっぱり魔物化した機械と対決。
シド、なんかアニキとワケありなんですね。
でも、ここでのユウナの台詞、「父さんとジェクトさんも…」というのがXプレイヤーとしては嬉しい。
飛空艇に連れ帰ります。
ここでシドのひとこと。
「誰に似たんだか」
そりゃあなたに似たんでしょ!

ガガゼトに向かうとガリクがまだ復讐の念が消えないなどとほざいております。
おい、あの温泉で言ってた台詞はどーした!
と突っ込みを入れたいのやまやまでしたが、キマリは案の定悩んでいます。
キマリって結構悩みキャラだよねえ。
戻ってきたロンゾの子供たちが可愛くて、なかなかよいのですが。
このまま青春ドラマのような情景が繰り広げられ、ガリクとキマリは仲直り。キマリは像まで建てられています。……というか……そーいえばユウナの角付き像ってどうなったんでしょう(X参照)。
それを端から見ていてエピソードコンプリート。拍子抜けです。

ベベルに行くと、いかにもな「隠しダンジョン」があったので、アカギスフィアのみ奪取して速攻で戻ります。痛い目に遭っている暇はない。すごい内容です。

ビサイドやキノコ岩に向かったりします(前日書き忘れましたが、前日も向かったときには武道大会が開かれておりました、勿論勝ちに行きます)。大事なものやらヌージのスフィアやらバラライのスフィア?(ここだったか忘れましたがとにかくバラライのスフィア)をゲットします。ふふふ、これでHP限界突破にダメージ限界突破だ。
でもレベル的に無理なんですが……。

飛空艇戻って中身見てみたけど…ヌージ、もしかしてシューインに毒されているの?
もう一度ガガゼト行ってみたならば、温泉の近くでガリクがなんか言ってました。ガリク、温泉好きだな。
あとロンゾの子供たちを捕まえてリザルトプレートを強奪します(笑)。たくさんもらったから、って、リザルトプレートってシンラ君の発明じゃなかったのか?

そーいえば幻光河でトーブリに会ってこなくては。
おろしてもらったセーブポイントから左へダッシュ!見つかりません。反対側の岸にも渡り、そのままグアドサラムまで足を伸ばしてしまいましたが、いません。しくしく。異界にも入れないし。
ただ、トワメルさんに話をしたら、宝物庫に入れてくれ宝をくれるそうです。そこでもロンゾの子供たちの友達になった子からリザルトプレートを頂きます。
にしてもトーブリどこ行ったんだ?
とまた逆戻り。
……セーブポイントの右側にいました(汗)。
つまらない催し物がありました。あれってずーっと見ているとなにか起こるのですかね?

マカラーニャもアクティブリンクだったので、向かいます。スフィアの泉を見て、森が消えていっても思い出は消えないという台詞を聞いたあと、聖なる泉へ。
うわーん(ここはXプレイヤーに是非見ていただきたい)。

ビーカネルから救援要請が来ていましたが、サボテンダー捜し面倒で、二匹しか捕まえていません。

私のエピソードエンドはいかにも「中途半端」が多く、コンプ率のせいのように思います。
やっぱりなー。最初のストーリーレベルでアクティブリンクばっかり追ってしまったのが問題だったんでしょう。いいの、今回は幸せエンディングみるつもりだから!
次は気を付けよう。

なんとなく各地を回ってアイテムも手に入れたことなので、ゆくぞ寺院の穴!
ビサイドを選択。

ああ、メーガス三姉妹……。
一度全滅。その後、デルタアタックをかまされる前に一人倒せばいいのだと漸く気付きました。
なので、白魔法使いの長女を集中的にばこばこと叩きます。やっぱ有利なステータス異常にさせられたら困るもんね…。
よく考えたら彼女が一番HP多いんだから他のやつにしとけばよかった、とは思いましたが、なんとか倒せたのでよいことにしましょう。

次はアニマ。
嘘、出るの?!と相当ぎくりとしましたが、暫くパインの暗黒やらでHPを削り取った後、ユウナのスペシャルドレスで倒しました。

そこでバハムートの少年が現れます。
あーそう。
召喚獣が悪にそまったわけはそーゆーことでしたか。もう少しいろいろ喋ってほしかった、ちょっと待って~!と声をかける間もなく彼は消えてしまいました。
影なら消せる。ってどこかで思い切り聞いたような台詞です。>KH!?
他人様の愛でシューインを撃破しようと決意するユウナたち(笑)。

そしてついに異界の深淵へ。
ルブランがいるなあ。
どうやって来たんですか?と小一時間問いつめたい気分ですが、それをやるとさらにゲームプレイ時間が延びるので却下。
中に入ります。
また音楽ですか~げんなり。Xのザナルカンドの試練の間を思い出します。
失敗しまくり、アジ・ダハーカというやつにばこばこと殴られ、最後に逃げるを繰り返す。
ムダにアイテムばかり消費されるため、諦めてここでストップ。

……攻略ページ、見てこよう……。
コンプ率65%、なのにパーティの平均レベル52(笑)。
なんだこのバランスの悪さは。

そしてハッピー?・・・2003/03/25 tue

ギップル君にお会いして、パインのスフィアを頂きます。ああ、アカギ隊…楽しそう。
面倒臭がってアカギスフィアを集めなかったことが非常に悔やまれます。二周目はぜひ。
ギップル、いい男や。アニキの次くらいにお気に入りキャラですよ(笑)。
他の二人はどうであれ、ポリティカルな偏りが少なくて、一番偏見から自由であるのもよし。
ヘンに畏まっていないところもよし。

アジ・ダハーカに出くわすたびに、私は自問します。
本当に音楽の授業を受けてきたのか、と。
鍵盤タイルの場所がわからーん!!

とうろつき回ること数度。
突然「ピアノ」と名乗る物体(しかし、グーニーズのホネホネオルガンのほうが似ている気がする…)を発見し、音を入力せよとのこと。
全タイル踏んでなくても大丈夫かなあ?と入力しました。ぽちぽちと。
メロディは分かっていたのです。初代フラッシュのBGMで、大爆笑したあの革命まがいの曲だということが。

結論・タイルは踏んでなくてもピアノは作動します。

さてお次は…。
三次元で鍵盤タイルか!
なかば切れかかりそうになりつつ(深夜三時半)、短期記憶の限界目指して場所を覚えます。
無理です。
そりゃそーだよな。短期記憶の容量は7チャンク。踏む場所はてんでばらばら、しかも規則的な音のならびじゃないし。
何度か試して、アジ・ダハーカに襲われ、とんずら。
……。
あれ、これは途中でやめて、もう一度場所を確認できるみたいですね。

……いい加減メモをとろうかとまで思ってたですよ。

んで、ヌージにも会います。なんか知らないけどいつのまにかルブラン一味もやってきております。
で、やっぱヌージもルブランのこと好きなんですかね。微妙に疑問。

ええ、バラライがシューインに取り憑かれてるから、自分にシューインを移して一緒に死ぬだと?
……てゆーかもともとシューインってば幽霊なんですから、他の人に取り憑くだけなんじゃあ……大体それまで誰かに憑依してなんとか、とかやってなかったわけなんだし……。
などと理屈っぽいことを考えていたら、ユウナは別の意味で反対しました。
Xプレイヤーとしてはこのシーンはじーんと来ます。
ジェクトが「ユウナちゃん、すまない」と言ったりとかね。「ごめん」とかね。
本当につらかったんだろうなあ、と思いますよ。
最後にはティーダまで消えてしまったわけですから、もう二度とそういう思いはしたくないですよね。

そんなわけでさっさと却下して、「仲間なんだからみんなで手分けして倒そう!」と。
いやあ、王道ですね。しかも愛だもんね。
王道バンザイ!究極の幻想だしね!!(笑)

でもどうせ先は見えているのさ~るるる。

その予想は当たりました。
全部おはちがこっちに回ってきました(涙)。
さすがは我等が召喚士ご一行様、最強です。
とはいえ、結構焦ったんだけど…。

アーロン・ジェクト・ブラスカのお父さまたちにアドバイスをいただきつつボス戦というなんとも貴重な闘いですが、全く耳に入っていません。ごめんなさい。なんか文句言われていたみたいですが、気にしません。
ひたすらユウナのガ系黒魔法(ソウルオブサマサをつけているので威力二倍)、パインの暗黒、リュックのHPを盗むを繰り返し、力業でHPを削り取ります。
まず自分たちのしっぽを倒して、ルブランたちのところの足を倒し、その後ヌージたちのコアを潰す。
ダークナイトの暗黒ってとっても効きます。すごい。

ついに、シューイン登場。
一歩間違えば、ティーダもそうなっていたかもしれないと思ったこの男。(だってある意味そうですよね…うーん。なんとしても死なせないという精神は同じ。初めてシューインとして現れたとき、思いっきりティーダとかぶりましたもん)
いやーかっこいいなあ。キミ、もう少し活躍してくれよ!せっかく準主役級なんだしなあ。
歌姫ユウナをレンと勘違いしてくれますが、やっぱり気付かれてレンじゃないと言われちゃいます。
ここ、わざと悪ぶっている声が結構きつそうでちょっと幻滅です。
このティーダ役の声のひとは芯から爽やか系なんですね~。

さて戦闘突入。うきゃー、HPMP回復してないっ!どうしよう!!
と思っていたら。

全 回 復 してる。

しかも弱い!!弱いよシューイン!!
ティーダのオーバードライブ技をくらうのは楽しいんですが(テラー・オブ・ザナルカンドは名前が気に入りましたわ♪)、「つ、使えなーい」と思っていたころのティーダ君くらいの威力しかない!!
確かに一人に集中してくらうので、リュックには何度か死んでいただきましたが、ちゃんと回復出来るぶんはあるし、後はおなじみのガ系と暗黒でがしがしと。

あっという間に終わりました(涙)。
あ、多分……あれですね。私がムダにレベルあげしてしまったせいですね。

そしてレンが現れ、眠ろうとシューインを抱きしめます。あーこどもみたいだー、というのは却下で、このところのシューインは個人的に好きです。
裏返っている声が情けないところとか。
新しい歌をきかせてあげる、というレンの言葉は素敵でした。1000の言葉を連ねるのでしょうか。
彼らはおかげさまではっぴーえーんど!
目出度く成仏されました。
ただね…シューインのグラフィックの作りが甘い気がするんだけど…後ろ姿のシューインの頭、テクスチャーを三段貼ったのがばればれだよーん。

さて、その頃から私は既に○ボタン連打をはじめておりました。ええい、指笛じゃ指笛!!祈り子出てこい!!と相変わらず脅しをかけております。
バハムートの少年が出てきました。

聞こえたんだね。

ということは、かの少年はこの異界にいたということなのでしょうか。それとも、……。
彼に会いたい?
と聞かれるので「このままでいい」などと答えるわけもなく、上を選びます。
さーあ、これで準備は万端だ!!

エンディングムービーへ突入です。
またもやルカのスタジアム。三人の青年たちが今回のこと、詰まらない争いのことを語り、共に生きようというような演説をします。
みんなも知っているあの人が救ったのだけど、彼女はここにいない。
「どこかの空で元気にしている、彼女の伝言だ!」←この台詞すっごいよい!!

「もっと高く、もっと速く。」

スタッフロール。
そして。

確かに、私はこの後のムービーがみたいがために努力してきました(笑)。
でも、ないほうが良かったような気がします。

X-2が通常エンディングのまま終わっていてもかなり爽やかだったと思いますよ。胸が多少痛いけれど(それは嘘偽りなし)、彼女は新しく生きる道を見つけた。たぶんこれからも困っている人を見るとついつい手を出してしまうのだろうけど、誰かの思惑や考えに寄りかからず、自分で考えて決める強さを手に入れた。

それに彼の記憶は世界のどこにでも結びついており、彼の存在は彼女自身の存在によって証明されているわけですよね(本来なら彼女が消えるべきだったのに、彼が消えることによって彼女が残ったわけで)。
よい思い出以上のもの、彼女の存在そのものが彼を証明するもの、それを、もう、哀しい気持ちで思い出したりしないでいられること。
そういう人間になったのではないかと最後の笑顔で思いました。

とはいいつつ。

テ ィ ー ダ が 出 て く る と や っ ぱ り に や け て し ま う ん だ よ な !
ああ、少年!!よくぞ!!!

ビサイドであることに気付いて指笛を吹く彼。
平泳ぎして、そして少しずつ浜辺に向かって歩いてゆく。爆音。飛空艇。そして飛び降りてくるユウナ。
うわーん、感動の再会だあ!
泣きそうに揺れているティーダの声がよくて。
変わったよな、といわれて、いろいろありましたから、とすまして答えるユウナ。

ここで、本当に二人の物語が始まるんだなあと思いましたよ。
究極召喚の旅は、ティーダもユウナも相手を思いやってお互いにいろんなことを隠して、そっと触れるような恋愛だった。
だけれど、これからは多分いっぱい喧嘩もして、いっぱい泣いていっぱい笑って、本音でつきあえる、そんな関係になれるんじゃないかと思います。あるいみもっともっとつながりの深い関係に。

だから、まあ、別れる可能性もあるとは思うのだけど(笑)。結局のところ、困っている人を見たらほっとけない、という似たもの同士の二人だし、大丈夫でしょう。

というところで、X-2の第一周目プレイは終わり。恐らくプレイ時間は35時間、コンプ率は最後に確認したところで67%、平均パーティレベル56。
……なんなんだ、この時間とコンプ率の悪さは!!
へたれゲーマーであることはばればれですね。

ゲームの総評として。
まず一番気になったことはグラフィックの荒さ。
私がFFに求めることはなんといってもグラフィックなので(グラフィック偏重はいかがなものか、という人もおりますが、私はそれで構わないと思います)、手先の処理とか、はしばしの荒れとかがどうしても気になっちゃって。
表情は豊かになったけれど……。特に、シューインとレンはもう少し作り混んで欲しかったですよ。あと歌姫ユウナのグラフィックの手先はひどかった(涙)。
それを考えると、Xの作り込みは尋常じゃなかったです。凄く丁寧に出来ていますよね。感動するくらいに。
あと、口の動きと台詞とが相当ずれている気がしたんですが…ええと、Xもそうなの?
私の持ってるほうのインターナショナル版はあんまり気にならなかった。

ゲームという点について。
確かにミニゲームの集まりのようなゲームでしたが、FFXの反動と思えばそれはそれでいいような気もします。
やはりXをはじめた頃は、「うーん、これゲームか……?映画かアニメをみてるみたい」とちょっとは思いましたもん。
声つきで、これだけ自由度の高い話になったのはいいのかもしれません。ただし、絶対一回だけでは面白みが分からない、というのが分かりました。
特にアクティブリンクばかり行ってちゃどうにもならんということが……。
もう少しやりこむともっと面白いけど、なら、スクウェア側ももっとそのことを強調して売らなきゃいけませんぜ。
一周目だけで絶望した人は絶対数知れずいると思います。

物語は…まあねえ。
Xは様々な人のつながりのかたちが見えたのがよかったんですが(家族や友人や恋人のつながり)、今回のは結構安易な「愛」でしたねえ(笑)。
まあいいけど、シューインかっこいいから(笑)。最後の泣いてるとことか好き~。子供と言われちゃってるけど。
まあ、これは何周かしたらまた印象が変わるかも知れません。浅いところしかみていないので、かなり単純で安易な物語の印象は拭えません。
シューインとレンの悲恋をもっと強く打ち出すか(でもそうするとXの二の舞になる気もしますが)、あるいはティーダをもう少し漂わせるか(笑)。
あ、今分かったけど、シューインがあんなふうになっちゃって、逆にティーダが潔く消えたのは、「有り難う」の言葉の有無だったかもしれませんね。ティーダはちゃんとユウナの言葉を受け止めて、思い切りよく空へ消えていったのだし。
まあ、インタだとあいらぶゆーでしたけど。
それはそれで凄くじーんと来ましたよ。
まあ、もう少し中心となる物語が太くてもよかったかなあ。突っ込んで欲しかったよ、シューインの物語。でもこういう悲恋大好き♪だからFFやめられない!

ただ、あれだけ笑わせてくれるゲームは初めてでした。
あれで、ユウナに幻滅するか、「うっきゃっきゃ」と楽しめるかどうかでゲームに対する印象も変わってくると思います。私はうっきゃっきゃと楽しみました。
かなりギャグに親父くささがあるのがまた笑えるんです。

続編という視点からみると、これがなかなか楽しい。見知った場所をまた違ったキャラクターや物語で歩けるのがこんなに面白いとは思いませんでしたよ。
クリアするほど気に入ったゲームは何度かやりこむし、そのせいで、Xの世界はそれなりにうろついてるんですが、違う物語で歩くと新鮮で得した気分になれます。うん。
使い回しが多いのも結構あったけどね!

この続編のユーザにとってのキモは、ティーダとユウナが再会出来るかどうかだったと思いますが、「もう再会してくれただけで感激」という多数の書き込みをみて、ちょっとそれはなあ……と思ってしまいました。
確かに気分は分かりますよ。
でも、他の部分は結局面白くなかったってことなんでしょうか……。だとしたら、スクウェアも報われないゲームを作ったことになりますねえ。
またマルチエンディングになっていること(しかしコンプ100%のオマケでザナルカンドバージョンエンディングがくっつくということからして、ティーダ復活が真のエンディングかな?)は、苦肉の策でしょうね。結構ありかもな。と思いつつも、私はスクウェアサイドとしては復活を明確にしたくなかったんじゃないかと思っています。せいぜい幻まで?

さらに続編が出る可能性もあるとのことですが、私は出て欲しい派です。
ただ、今回のようなミニミニゲームいっぱいではなく、壮大な物語として。
ティーダとユウナを主人公ではなく、伝説の中の二人か、あるいはちらりと出てくる程度で構いません。
あのシンラ君が実はFF7と関連するんじゃないかという話をどこぞの掲示板で拝見し、スピラから7へ至る壮大な流れを持つストーリーが出来たなら、物凄くみたいです。
って、私7やってないじゃん(笑)。やる予定もなし。グラフィックがいまいちだから。

音楽は…まあ、この世界ならこんなふうなのもありなのかな、と最後には思っていました。ボス戦とかは結構良かったです。あと、ルカの回想シーンで流れるピアノ曲とかは泣けますなあ。ほんと、「ティーダ!」と叫びたくなります。
あとビサイド島は前より好きかも(前のは浜渦さんじゃん!いや、ピアノバージョンはお気に入りだよん)
意外に気に入ったのが、ビーカネル島の発掘現場の音楽。妙にはまっている気がします。
それと前作をそれなりに意識したつくりになっていましたね。たとえば、マカラーニャの森。Xで「聖なる泉」のあたりで流れる効果音をそれとなく入れていたりすると思いますし。

そんなこんなですが、やはりかなり楽しませてもらったと思います。まあ、スクウェアびいきということもありますが。(こういう博打めいた大作主義を自作で続けられる会社ってスクウェアぐらいでは?と思ってしまいます。映画のせいで、そんな印象があります。その”経営状態大丈夫?”と問いたくなってしまうその不安定さも魅力の一つだと私は考えております。応援したくなるもの)

というわけで、暫く休養期間をおいたら、二周目行ってきます!

それでは、これまでご愛読、どうも有り難うございました。っていらっしゃったのか、読者?

オマケ::
そういえば、どうしても分からない謎があるのです。
「敵の機械兵器を使って何がわるいんだよ!召喚士を助けるにはああするしかなかったんだよ!」と叫ぶ檻の中の彼、ですが、閉じこめられているのってリュックの言葉が正しければ、アンダーベベルですよね(千年も経っているのになぜあんなに埃がないんだろう…それはともかく)?
「敵の機械兵器を使って何がわるいんだよ」の敵って一体なんですか?
最初は捕まった牢獄はザナルカンドだと思いこんでいたから、別に不思議には思わなかったんですが、捕まった場所がベベルなら「敵の機械兵器」とはいわないでしょう。そもそもベベルの兵器なんだから。
それともベベルの兵か看守に「ザナルカンドの人間ともあろうものが、ベベルの機械兵器を使おうとするなんてな!」などと言われていたから、そういいかえしたのでしょうか。かなりこの推測には無理がありますが。
話としてはザナルカンドの人間に殺されたというほうが自然ですが、それがベベルのヴェクナガンの目の前で?おかしいっすよ。
すっごい矛盾があるので、そのあたりの解決をなんとかしてください、スクウェアさん。

それで結局のところ予想はどのくらい当たったか?
外しまくりましたが、一番肝心なところが当たってましたね…。つまり。

シューインがラストボス!
随分お手軽な作りでしたよね~。ティーダのモーションそのままだもの~。でも好きだからいい。
「千年たって、やっとこれだけ」
ティーダの幻影というのは外しましたが…一体奴は何だったんだ?

スピラはぜんぜんパラレルじゃなかったですね~。
もしかしたら7に連なるかも~とは思いましたが。再度ラストボス戦をする前に、シンラ君の話を聞いてきましたんで。ザナルカンドみたいな街…やっぱり、ユウナも都会に憧れるのですね(いやそれだけじゃないだろ)。

シューインとレンは千年も前の人だったし…っていうかこれは外して欲しかったなあ(涙)。だって割合簡単に予想ついてしまうではありませんか。

ティーダとユウナのハッピーエンドはなんと隠し!!
なんってこった!
ではありますが、みてはいないけれど「幻影」バージョンが最高なのではと思います。……うーん、みたら「うっ」と鬼の目にも涙かもしれない。
でも、このハッピーエンディングはXのエンディングから続いているというのだから、Xプレイヤーにとってはティーダ復活が正当なのでは、と考えてみる。
シューイン結構よかったのに、出た途端ティーダが全てをかっさらいました(笑)。
もし彼が同じ立場だったとしても、ティーダは根本が人助け精神旺盛ですし、さらにユウナが一番嫌がることだから、と復讐には走らないような気がします。根も明るいですし。
……いや、シューインももしかしたら根は明るかったのかもしれませんね。一歩間違えばティーダも転落していたかもしれぬ。しくしく。

アンダーベベルのバハムート様って異界から呼び出されていたんですね…。
大変ですね(人ごとモード)。

ドナとバルテロ、私のエピソードではよりを戻してくれませんでした(涙)。ドナの謝ってるシーンちゃんとみたのに~ハイペロが可愛かったのに~!!

パイン、全然ティーダに関連なかったですね。外しまくり。

歌姫は使わなかった…。

ワッカとルールーの子供はイナミちゃん♪ティーダとは関係なかったですね、こちらも…。ま、チャップはティーダに似ていた説が事実であることが分かったのでいいや。

機械化速すぎるけど、あれだけ技術があって、いまだ「眠らない街」が出来ないとは謎です、スクウェアさん。

シドおじさんはザナルカンド観光を仕事にしていました…。うーむ。

キマリは角すり減ってたッぽいですねええ!

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