A.S.H. (1) と浜渦さん随想録更新

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地元の電気店で、個人史上最安値の中古で購入。980円ですよ。DSソフトが……。しかもそれなりに大作が。
アルカイック・シールド・ヒートです。
評判は……散々でしたね……。

<!前口上;長いためスキップ推奨>

本当は、「すばらしきこのせかい」がほしかったんですよ。あるいは漢検DSか、山川の世界史DSの中古(日々パーになっていっているので)。
でも「す……」は新作ソフトの中にも見当たらず、これは何気なく長い間遊ばれているソフトなんだろうなあ、とあきらめ、もんはんに日和ってみようかと手を伸ばしてみても「うーん。そもそももんはんは自分に合っているのだろうか?」という疑問、加えてFrontMission買います!と宣言してしまった手前、ものすごく興味があるわけでもないのに購入するのはなあ……。(懐の問題)

なんてところに、ぞっき棚に2つ、並んでいたもの。名前を知っていたので手にとって見たら980円。
これは(むしろネタとして)買いか?と思ってしまった青星。
それに、ちょっと悶々たるスポーツニュースを見てしまった以上、なんか気を紛らわしたかったんですよ。
魔が差してしまいました。980円というちゃちな悪魔ですけども。

購入後に「シミュレーションRPG」と書いてあることに気がついて大後悔したってハナシ。

<!前口上終わり:お疲れ様でした>

さて、チャプター1、2をプレイしてみましたが、悪評の理由がよーーーーっく分かります!

とにかく、インタフェースが悪すぎです。

全てタッチペンで操作せよとのこと。でもその動作はどう考えてもボタンで対応可能なもので、パソコンを使い込んでいけばマウスからキーボードへの移行が生じていくように、タッチペンよりボタンのほうが扱いやすくなっていくと思うんですよ。
そこらへんのカスタマイズ性がまったく考えられていない。
DSであるべき理由のインタフェースの使い方になっていなくて、とにかくタッチペンで操作すればDSらしいと勘違いしているのではないのかと……。
別にDSフル機能を使うことは必須ではなく、プレイヤーの遊びやすさのほうに重点を置いたほうがよかったのでは?

タッチペンだとミスタッチも多く出ますから、その分時間を食います。
ミスタッチ対策として、基本的にダブルクリック、いやダブルタッチになっていますが、これは「時間を食う」という短所と背中合わせです。よけい時間かかるってば。

その上、タッチペンで、決して大きくはない升目の上の敵シンボルをタッチする必要があるので、それをつつくのも最初のうちは結構面倒です。あー、十字キーで操作させてくれろー!!と歯がゆい思いでがちがちとタッチペンを押し付けることに。

そうなれば「かったるい」という感想が出てきて当然です。私もこのまま続けられるか正直ちょっと自信がありません。

また、台詞の見せ方とかも妙にうざいというか……。
シナリオをきちんと読ませてあげよう、という苦心は分かるのですが、声付きの文章を二行程度ずつに区切って、二行ごとにタッチして先を読むというのが面倒くさい。いっそのこと、自動的に台詞をがーっと言ってくれたほうがありがたい!
FF4とかはそこでプレイヤー介在することなくドラマが始まっちゃってるわけなので、面倒くさくもないし緊張感も持続します。

とにかく「見せ方」が悪すぎます。

ただし、今のところ、欠点は基本的に、インタフェースのみなんですよ。

バトルシステムについては、楽しく遊んでいます。
システムはシンボルエンカウント、コマンド式RPGというのでしょうか。
バトルメンバーはいわゆるいくつかのジョブ(7つくらいしかないけど)から二人プラス主人公の三人で戦っているみたいです。もっとも、あとになってくると別働隊なども可能になるようですが。
そんな感じで、私が恐れていたほどシミュレーションらしくはなかったです。
あるタイプのフリーゲーム(「魔王物語物語」(誤植ではない)と「クミとクマ」)をプレイしているような面白さがあります。

映像については……うーん、好き好きでしょうね。
ムービーはきれいですが、特に好みというほどではありませんでした。もっとも、足音の効果音が非常にしょぼい感じがするのは私だけでしょうかね?(割と自分、足音フェチかもしれんので)
あと声がね……私は声優さんを存じ上げないのですが、主人公の声のタイプが嫌いな調子で……(沈黙)。摂政役の人も好みからするともうちょい低いほうが……なんて思ったりもするのですが、とにかく主人公が!主人公の声が!!

ストーリーはまだまだよく分かりません。王女アイシャの戴冠式に炎をまとった蛇に国を焼かれ、他の人は皆灰になってしまった、なのに灰の体で復活した!と。その灰の塊連れと共に炎の蛇を追っていったら、いきなり炎の蛇がどこかの国の人に封印されちゃったよ! なんかその国に謎がありそうだよね?!
というところで終わっています。
話が面白いかどうかはまだ分かりません。

音楽は崎元さんなので特に外れなし。
ただ、彼の音楽を聴いているとデジャブが……いや既聴感といいましょうか、そういうのがあるのは確かですね……FF12っぽいなあとかステラデウスっぽいなあとか。崎元音楽好きにはよいのでは?

ということで、ユーザビリティという言葉を勉強して出直して来い!なゲームです。
逆に言えば、ユーザビリティさえ良ければそれなりに良作だと思うので大変もったいない作品です。

あ、これ、坂口博信さんが作ってるのね。

ハマウズさん随想録更新。
ご自宅にあるのがヤマハのG3のグランドですか!
という妙なところに反応してみました。今はそういうシリーズ編成じゃないんですよね。確かもうGシリーズはないんじゃなかったっけ?

うちもヤマハですー。
(そんなの関係ねぇ!)

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