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[rating:4]
アマゾンが期日通りに配送してくれました。
ということでざっと聞いてみました。キングダムハーツシリーズ、フロントミッション、レジェンド・オブ・マナ、そして次期ナンバリングFF(裏側?)を任された作曲家、下村陽子さんのオーケストラアレンジ曲集です。
下村陽子さんについてはほとんど前知識がなく、KHシリーズ、フロントミッションでしか曲を聴いたことがありません。でもKHシリーズのサントラはかなり欲しい。15000円だからやめたけど。
そんなわけで、原曲を知らないものが多いので、原曲と比べてどう、とは言えませんが、かなりオケによく合うのではないでしょうか?
ドラマチックな展開が凄くうまいので、映画音楽を聴いているような華やかさがあります。一曲の長さは短く、展開も早く、いろんな音をパッキングして、あっという間に次の曲へ。そう言った意味でも大変ゲーム音楽っぽいのかも。
オーケストレーションした結果は、すっきりした音楽というより、おもちゃ箱をひっくり返したような音楽かな。(これは好きずきだと思います)
全体的に、たぶんはじめからオケ仕様で作っているんだろうなあ、という音楽のほうが私の好みでした。
「ホームタウン・ドミナ」って「魔女の宅急便」(か他の宮崎アニメ)のメインテーマに聞こえて仕方ないんですが……(苦笑)。
KHは「これは!」という曲が入っていてうれしい。目覚めの園で流れるあの曲(Destati)とか、13機関の曲(the 13th anthology)とか。
13機関のボスバトル曲部分は原曲のほうがかっちょいいと思います(笑)。オケになるとキレを出すのが難しいですねえ。でも、他の旋律はもともと流れるような美しさがあるので、オケに合うかも。
ロクサスの曲がー!!! ろくさすー!!!(絶叫)
個人的にうれしかったのはFF versus13の曲が入っているところ。素晴らしい曲だとは思うんだ……。曲そのものは大好きなんだ……。けど、けど……、歌う人、もう少しキーを上げて!!
でもロクサスはいい。上の音程と差し引きゼロで評価4。