超・雑談。
私のケータイ……いや、簡易ケータイ、PHSはw-zero3[es]です。
なにせ道具好きですんで、w-zero3を使うためにwillcomにしたんじゃないか?と疑念も抱かれないこともないのですが、もともと筋金入りのH゛ユーザで、雌伏の時を経て至福の時に至った、なーんてだじゃれているわけではありませんが、道具好きとして飛びつくに値する機種が出て来たのです。
w-zero3を購入する時、「本当にいいんですか? 僕の彼女も駄目で、女の人は特にこういうのが苦手で……!」と店員さんに、彼自身のプライバシーまでさらけ出してもらいながら何度も念を押されたのもいい思い出です。
さて。
このw-zero3、一応電話なのですが、ワタクシ、殆どリアルタイムで電話を取ったことがありません。
大抵、「あ、電話かかってるなー」と着信履歴を見て何らかの反応をするので、「夜に電話しちゃ駄目なの?」と言われたり、「何度もかけたのよ!なんで出ないのよ!」と言われる羽目になります。
あと致命的なことに、自宅だとかなりの割合で圏外!←やめなさいよそれは、と言われました。すすすまん……。
どっちかというとメールのほうがレスポンスがいいわけですよ、結局。
理由は簡単。着信音が聞こえない。
一応精密機械なので、パソコンのケースのような耐衝撃ケースがデフォルトでついていて、それに入れて持ち歩いているからどうしても音がその分小さくなるんです。
とまあ、着信音が全く役に立っていない状況のw-zero3ですが、この着信音に対してもいささか不満がありました。これまでクラシックの着信音にしてきたんですが、前のしょぼい機種に比べると妙に金属質に編曲されてしまったものばかり。特にニュルンベルグのマイスタージンガーはポップ風にアレンジされてしまって、「こんなのはイヤだー」と思っていたのです。(前の機種がもともと音質のよい着メロで、それと比較するのはちょっと可哀想かもしれませんが)
ならば自分で作るしかなーい!
mp3ファイルを着信音に設定出来るため、ここはいそいそと浜渦さんです。
候補は以下の通り。
Vielen Dank:Kaki, Zufall
PPSF2:γ+3
DCFF7:A proposal
武蔵伝II:Aeolic Guardian, It’s Showtime!
選択の理由として、
- 音が割と一定のボリュームを保つ
- ファイルサイズが小さい。
- いかにもゲーム音楽は避ける。
- 好み
It’s Showtime!はすごく良い線行っていました。
メロディの長さもよし、ファイルサイズも小さい。しかし、設定まではしたのですが、途中でちょっと音量が下がってしまうんですね。うーむ。
ならば、と音量を底上げすると、音が割れてしまって私がイヤだ。
A Proposalはいろいろとメロディを切り貼りして頑張ったのですが、どうもうまくつなぐことができず、変な音が入ってしまい、さらに原曲が5秒の序奏が終わると2秒ほど無音状態が出来てしまいます。この無音状態(余韻)がないと美しくないし、ならばと序奏を省いたらなんだかちょっと唐突で気にくわない。こちらも設定までして外しました。
Kakiは展開部前までで一度作ってみようとしたもの。こちらはかなり一貫した音量を持っているし、音が薄くなる部分が少ないため行けるかなーと思ったんですが、どーも切り貼りがやはりうまく行かない。γ+3やZufallも同様です。
結局、Aeolic Guardianを途中でフェイドアウトさせるようにして設定することにしました。
40秒強で終了する長さに切り落とし、ちょっと音量を底上げしました。
で、見事、Aeolic Guardianで呼び出してくれるステキケータイとなったわけです、が……。
ケースに入れたり、ちょっとスピーカーがふさがれてしまうと途端に(体感)音量が落ちる!
これか、金属質の着メロの理由は!(金属的な音やドラムの音などはイヤフォンしていても周囲によく聞こえますもんね)
浜渦さん、もともと生音指向の強い作曲家さんですから、金属質な音とかドラムがどかどか鳴っている曲が少ないんですよね。
ということでCDから着メロを作ろうとするとなかなか難しいことが分かりました。
え、もともと着信音が聞こえないっつってるのに、さらに聞こえづらいAeolic Guardianを使うって?
だってもともとリアルタイムで取ってないからいいじゃないか、と開き直り。(ダメダメ)
ついでに、メールの着信音は「A Proposal」の序奏に。
今回着メロ作成に当たって使ったものは以下の通り。
- iTunes(CDをもともとmp3でリッピングすることも出来ますが、私はもともとPCの中にもCDの内容を放り込んでいるので、そちらのm4aファイル(AACコーディング)から、mp3に直接変換しました。)
- mp3DirectCut(mp3ファイルを直接切り貼りといった編集が可能! フリーソフトです。フェイドアウト、フェイドインの設定もあり。すんばらしい!)
- MP3Gain(上のソフトでは音量を底上げする方法が分からなかったので、音量を全体的に上げるソフトとして採用。ファイル自体をいじっているのではなく、なんかの設定を変えているだけなので、元に戻すことも可能だとか。よく分かりません。)
*iTunesでのAACからMP3ファイルへの変換の仕方は次の通り。
iTunesを立ち上げ、編集→設定と選び、「詳細」のタブを選びます。さらにそこでタブ「インポート」を選び、インポート方法を「MP3エンコーダ」に。
もし着メロを作りたいなら、さらに設定で「カスタム」を選択、ステレオビットレートを最も少ない64kbpsに変更(ファイルサイズを減らすため)。
これで、iTunesのライブラリに入っているファイルも簡単にmp3に出来ます。
*iTunesStoreで購入したものは暗号化されていて、このようなファイル変換は出来ません。あしからず。
えーと、でもね。
それよりもなによりもですね。こんな苦労をせずとも、スクエニメロディがw-zero3、いやwillcomでいい、対応してくれればと思うんですよ。宜しくお願いします、スクエニさん。
*Aeolic Guardian、フツーにスクエニメロディで着メロあるんですね……嫉妬!
*単なる道具好きの戯れ言ですみません。
これでは申し訳ないのでおまけとして、FF10の進み具合ご報告。
ブリッツはまた負けました。リセットしてまで延長戦まで頑張ったのに。
一度はなんと、前半ジャッシュによって一点先制するところまで出来たのに、後半ジェクトシュートをティーダが失敗しやがりまして、負けました。
笑顔の練習終わりました。
うっわかゆ、かゆ、かゆ、かゆ、かゆーい!! なんだこのこそばゆさ!と一人で悶えていました。五年前の私、よく素面でプレイ出来たなぁ。