FF12RW + FF12 International!

FF12RW、終わりましたー。
あと、めっつぉさんから情報ですが、FF12のインターナショナル、出るんだそうですよ!

まずはFF12RWについて。

シナリオ
あのー(笑)お子様向けでした。本気で。最後まで。
質の悪いシナリオ、ってわけじゃあない。
ただし、少年少女の冒険モノ(赤面モノ)になってしまったのが、ひねくれた人間青星としてはたいそう残念だったのですよ……。
もし、これがイヴァリースタイトルでなければ、普通に受け入れられたと思います。
内容は10-2のストーリー展開と一緒。
まあ、シナリオライターとディレクターが、10-2でも同じ役職だった鳥山さんだもんね。

だいたい、突然脈絡のない「いかにもゲームを冒険モノにするべくして出来た」言葉が出てくるんですよ。
冒険を始めるときに、パンネロが「じゃあ、宿題! だいじなものをひとつ見つけること!」って、ナンデスカその展開。それまで何か大事なモノ~とか、友情はステキだね!とか、そういう文脈があるならともかくとして、いきなり大事なモノを見つけるのが宿題とかって。これでどーんとテンションが下がりました。
そしてテンションゲージはさらに下がる。
フィロとカイツというヴァンの妹分弟分が出てくるんですが、これがまあ典型的な冒険好きの妹分弟分の役柄で、「お前たちいらんよ……」と呟きそうになってしまう始末。
ついでに、あの「死んだ人はもう戻ってこないんだよ」と言っていた達観していたパンネロどこに行っちゃったの?!と愕然とするシーンもあり、しかもその時は幽霊相手(語弊あり)に「戦いたくないー」などとだだをこねて結局使えないし……。
RWで妙に(私の嫌いな部分での)女の子らしさが出たパンネロ株が相当下落しました。

あと中ボスがなんでイヴァリースを攻めるとか云々とか言っているのか、さっぱり分かりませんでしたよ。唐突すぎます。

ただし、これらのマイナス点は、FF12のシナリオらしい、群像劇を求めていたからそうなのであって、普通に健康的な小中学生向けとしてはいいんじゃないかなーと思います。
いかんせん、話が幼すぎるんですよ。
(でもラスボス関連の話はもう少し説明がいると思う……情報がたりなすぎていまいち説得力が)
FF12が気に入ったプレイヤーの年齢層って30代という話だったんですが、そこらへんとは多分かみ合わない。
あと、システム的な複雑さと比較すると、小学生はどうなんだろう……?なんて思わないこともない。

ヴァンはちゃんと主人公してました(笑)。そしてヴァンはヴァンだったので、よし!
あと、アーシェがバルフレアに思わせぶりなこと言っちゃったり、しているので、バルフラアシェの三角関係が今後楽しみです。(いやあんまり楽しみではないか……)
フランの台詞を作るのに、苦労したのかな、なんだかFF12以上に作為的な台詞でした。

OWBの管理人さんもおっしゃっておられたけど、イヴァリースアライアンスになって色合いが変わってしまったみたいで非常に残念。
イヴァリースのような「擬似歴史的な観点を持つ」世界を一つくらいキープしておいてもいいんじゃないかと思うんですが……。
あ、FMも擬似歴史か。けどあっちファンタジーじゃないし。

システム
これはざわざわとキャラクターを動かして、敵と遭遇したら自動戦闘してもらう……なんてことなので、リアルタイムシミュレーションの類になるのでしょうね。
物理攻撃でも三種類、ついでに属性があるので、結構大変。

私はほとんど各個撃破だったのですが、時にはヴァン+召喚獣たくさんだけを特攻隊にして、相手のクリスタルを壊しに行って残りは自分とこのクリスタルを守らせる、みたいなことをしてみました。
うーん、このシステムはなんとも説明が難しいのですが、とりあえずRPGじゃないよ、ってことで。

ただし、コレ、中学生はいいとして、小学生レベルのシナリオの割に小学生ではキツイシステムのような気がするんですが、どうなんだろう?
私がシミュレーション苦手なだけで、難しく見てしまっているのかな。
力押しで行けてしまう!という話だったんですが、お恥ずかしながら、相当ゲームオーバーしまくっています。達成率79%なのに、メインキャラのレベルが59くらいまで上がってしまいました……。
それでもラスボスに滅茶苦茶苦労しました(汗)。もちろん、シークレットムービーは見られず。

システムとしては、群を抜いて面白かったです。(DSでは)

グラフィック
私はもともとドット絵がさほど好きな人間ではないので(しかしプリンスオブペルシャのリアルな動きのドット絵だけは感服しています)、キャラがドットになってもさほど……(苦笑)。
しかし、背景はさすがに綺麗にドットが打たれているので、見栄えがしましたねえ。

音楽はほぼ使い回しなので、スルー。

ま、そんなところです。

そして、そして!
FF12 インターナショナル!
うっひょー(奇声)!! 待った甲斐がありました!
「出ないんだったらPS2改造してやる!」などと言っていたのが功を奏したのでしょうか。(どこで?)

8月に出るそうです。
うっっく、よかった、もう出ないと思ってた、思ってたんだようう……!
他のインターナショナル版はともかくとして、FF12のインターナショナル版ほど待ちこがれられたものってないと思うよ……。だって、北米版にあるイベントが日本版では抜かれちゃっていたりするしね……!
個人的にはメガ(ネ)フレアが見たいです。ダメ?

今度は、ライセンスボードにジョブ特性があるそうなので、その手のシステムが好きな人にはたまらんゲームになるかもです。
あと、空白地帯を埋めるイベントがあれば、FF12は今度こそ神ゲーになる……かもしれない(ちょっと弱気)。

どうしようどうしよう、本気ですくえにぱーてぃに行っちゃおうかな……いやーでも恥ずかしい。もし、オフの知り合いとかにあったらやばいー。(葛藤中)

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