現在八体目まで撃破。
ワンダはぼろぼろに、黒の毛並みの美しいアグロは丸っこい(笑)立派なお尻がこけてきて、灰色に変じてきました。
トカゲ狩りでたまたま弓の照準がアグロのほうに向くと、アグロってば「ひひひーん!」と怖がって逃げ出していくのですね。
なら弓担いでるときにそんなに近づくな、と呟きつつも、獲物をしとめた後はついつい、ぽんぽんとアグロの背をたたいてやります。ごめんよアグローって。
ICOでもそうだと思うんですが、中にいる主人公以外のキャラの愛着を妙に持たせるんですよね、このICOグループの作品は。わりかし本気で「ごめんごめん」と言いたくなるような…。
多分、ただ呼吸して体を動かしている、というだけではなくて、プレイヤーが触れていないさなかに、さりげない仕草をしたりどこかに行っちゃったりと「こちらの操作感とは違うことを行う」、それが結果的に「別個の存在」として感じさせるのでしょうか。さらにワンダがてってかてってか走っていってもアグロはついてくるんだもん、愛着がわくのも当然ですよ(笑:アグロ莫迦)。馬らしくてちょっと臆病で繊細で、でも気持ちよく走るアグロ。
ワンダがアグロ、と呼ぶ声もいい。
さてさて。実際の攻略のほうですが。
七体目から単なる物理攻撃のみならず、状態異常系の攻撃も入ってきました。イタイ。
割合すぐに見つかったんですが、水の中まで闘うとは思いませんでしたよ…。さらに、どうやらタイムリミットがあるらしく、腕の力は残っているのに途中でなにかが尽きてしまいました……つまり、酸素?
それでもワンダは強い子です。
八体目。攻略法が分かるまでこれが一番怖かった(笑)。
遺跡までは分かったんですが、その奥に繋がっているとはつゆ知らず、それで随分と巨像探しに時間がかかりました。
戦いが始まってからは、巨像が電流みたいなものを吐き出してそこから毒ガスらしきものがふわーと広がり、それを吸い込んだワンダは二回ほど死亡(泣)。
天の声は「動きをとめろ」とかなんとか言うんですが……。
円形コロシアムの上のほうまでおびき寄せるところまではやった。しかしその後剣では届かない。
うーん。
ということで寝ました。「ひっくり返せばいいのは分かってるんだけど……次は、おびき寄せたら矢で攻撃してみっか」と考えながら。
次のプレイ日(毎日やってるわけじゃないのですよ)。
思い付いた攻略法がようやっと当たりました。やっと怖くなくなったぜ!
が。
衝撃が小さいのか、ひっくり返っている時間が短い!
攻撃がルーチンになってしまいましたが、おびきよせる→矢で射落とす→自分も飛び降りて剣で弱点攻撃、を何度か繰り返すことに。
高いところから射落としたほうが効果ありそうだなあと思っても、そうしたらワンダが飛び降りる時に時間がかかるわけで…(笑)。けどプレイヤーは酷なので、遠慮なく高いところから飛び降りさせます。
じいいいいいいん。
としているに違いない、ワンダ。
でも、とりあえず単純な繰り返しによって八体目も撃破。やれやれ。
そして、再び古の祠へ。
ここのムービーにやられちゃいました。
少女が起きあがるような夢を見、そしてよろめきながら立ち上がると、ワンダは横たわった少女の祭壇へ……。
なんて切なそうに愛おしそうに少女の頬を撫でるんだよ?!
たったそれだけ、それだけなのに、もう言葉のないストーリーが浮かんじゃうよ!
うわーん、ワンダ~!
ああ、こいつに不幸な運命はたどらせたくない……でも、彼は禁忌を犯しているのであるからそれはきっと、儚い希望であって。
あと半分の巨像を倒したときに待ち受けるだろう彼の運命を思うと本当に切ないです。