イヴァリース放浪記:補遺篇2

つらつら歩いているときに思ったこと。後で考察にまわす可能性あり。
思いつきを忘れないためにメモメモ。妄想垂れ流し。

今回ベイグラとFFTのネタばれもあるので、要注意!

なぜ、今作が「オキューリアを倒す」まで行かず、単に関係を断ち切るだけに終わったのか?

時代的にFF12以降に設定されている(に違いない)FFTやベイグラントストーリーでの「異世界」からの闖入者はオキューリアが大元である可能性があるからと思いました。
そのため、オキューリアをFF12で倒してしまったら後の物語が続かなくなるから!という身も蓋もない理由なのでは……。

破魔石についてはベイグラで出ているはず……悪魔の力を持つブラッドオパール(ウィキペディアより! すごいぞ誰が載せたんだ)。
悪魔=オキューリア?
えーとエビル系に効いたんだっけっか(これはどうでもいい)。

あるいはもう少しぶっとんでみる。
(恐らくミスト=魔をある程度コントロールするだろう)破魔石がなくなった代わりにオキューリアは人の世への別の介入方法を考えた。
今度は人間そのものを媒介にして魔をコントロールさせたとか。それがアルテマとか?
FFTは未クリアだからなんとも言い難いなぁ(台詞は全部読んだが)。どうなんだろう?

さらにぶっ飛ぶ。
というよりむしろFFTよりもベイグラ的視点で見ているけれど、ベイグラの「魔都の継承者」って妙に破魔石とかぶる気がするんですよ。
魔をその身に受け継ぐ。揮おうと思えば自在に力を揮う。
しかしそれは決して幸せなことではないよね……。完全なる不死者として生きていかなければならない。
でも、これぞオキューリアの恩寵なのか? あるいは、破魔石だから、簡単に壊れてしまっても困るからかな(こっちのほうがもっともらしそう)。アーシェに実際壊されちゃったわけだし、壊すための剣は人間界に存在するし。

中途半端に使っている魔って不完全なる死を迎えることになりますよね。
ということはFF12の面々っていずれ不完全なる死を迎えることになるわけ(こ・ん・ら・ん!!)? 死都ナブディスで僕と握手!とか(大笑)。
だからこそ逆に世界にはモンスターがうじゃうじゃいるとか(あー、この発想はFF10的)……モーグリがいるとか(?!)……。

アシュレイが破魔石的と考えたのは、実はパンネロのモノローグの言葉によるもの。
すごーい気になってたんですよね。あれ、これじゃあ結論が違うよ……って。
視点の次元(一方は復讐云々のレベル、もう一方は自我のレベル)が違うだけなのかもしれませんが。
彼女は言います。
「過去は忘れて、未来だけを見ていきたいと願ってる」
彼女は破魔石を捨てた側の人間です。

アシュレイは逆にこう言います。
「過去を見つめぬ者に進歩はない。魔よ、去れ!」
魔よ去れってところもむしろ「破」魔石と言えるかも。
魔都の継承者、グラン・グリモア、その魔と魂を吸収した存在。
「自らに繋がった魂=贄を捧げた存在」ではなく、むしろ継承者こそオキューリアへの贄として差し出された存在なのかもしれない。
アシュレイには「贄」という言葉がよく似合う(酷い)。
*魔を無効化するヤツもいましたな、ローゼンクランツ君というのが。
あれはどういう立場になるのかな。FF12でいう破魔石的存在とは違う気がする。彼自身は魔を揮うことはないので。

FF12を見ていると、ミスト、あるいは魔は、ある程度まではむしろ人間自ら切り捨てたもののような気がするんですよ。結構な痛みを伴う(そりゃ自分の富を投げ捨てるようなものですもの)決断によって。ま、確か伝説の大崩壊とかあるので、その辺りは人間様の出番じゃないような気もしますが。

人間世界の一員になりたい、出来れば支配者になりたいオキューリアは諦めきれず、魔という力を以て人々を誘惑しようとする。それらによって起きた騒動がFFTだったりベイグラだったりするんじゃないかなあ?
そう言った意味で、イヴァリースものの中でもっとも真実の「奥」に突き進んだ話がFF12なのかもしれない。
なーんて思ったりしたそうですよ、ここの管理人は。

さてこのミストやら魔やらいうものについても、オキューリアによる産物なのか?という疑惑があったり。
彼らが知るのはミストの制御法に過ぎないんじゃないかとなんとなくFF12プレイ中に思った。

そうそうもういっちょ。
ちょっと関係ないけれど、ウィキペディアでつっこまれているギルヴェガンに入ってもフランの気が狂わなかった理由。
単純に、ギルヴェガン程度なら耐えられたんじゃないか……と思うんですが。
「ミストが熱い!」というのは、破魔石が暴走したためですよね。
また、大灯台でも破魔石が力を放出したから倒れてしまった。
つまり、その程度の大出力でない限り、フランの身は無事なんじゃないかと。もともとヴィエラの住んでいたところもミストが濃そうな森ですし。

ま、フランに魔都の継承はムリですな……。

そうだ、もっとくだらないこと。
リスクブレイカーズになったのが確かレベル40くらいだったので、優秀なリスクブレイカーだったアシュレイはこれに+αの基礎力があったんだなーと妙にしみじみしてしまいました。
初めて初回プレイ時のアシュレイの強さを実感した(笑)。

面白いと思ったこと。
ストーリーのテンポについて、前半部分のテンポに慣れている人だと、エンディングがヘイストかかって見えて「クソゲー判定」が多くなること。
エンディングのテンポを良いと思う人は「おもしろいじゃん」という意見が多くなること(←なお少数派ながらときどきネットで見られる)。
自分は少数派……(ははは(汗))。前半部分は引きが弱いと思ってたしなぁ。

One thought on “イヴァリース放浪記:補遺篇2”

  1. 発想を変えてみる。
    オキューリアはFF12の時点で既に表舞台からも裏舞台からも無関係になったと仮定。

    羽虫の森を幻妖の森と見なすならば、あの近くはミストが濃い地域のはず。

    この地域に街を建造するならばミストを追っ払わなければならない。そこで人造破魔石の技術を応用して、人の体にミストを吸収・定着させた=メレンカンプさん、ということはありえないかな。

    魔の気配が濃いところだけれど、街の建造者にミストを吸着させて他の人々も自由に住める程度に薄くした、とか。
    で、ミストを集めたメレンカンプさんは魔導の道を究め、またそれを一般の人々にまたその技術(グリモアを使えばみんなが魔を扱えたという事実がある)を環流した、とか。
    とか……。

    ベイグラの話になってしまったなぁ。

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