皆様はこの絵を覚えておいででしょうか。
何かをぼーっと調べているときに、あ、いや、確か神話をぼーっとウィキペディアで見ていたときに、ふと連想が連想を読んだので、とりあえずここに記しておきます。相変わらず、浅い知識でやらかしているだけなので、生暖かく見守ってやってください。
知識が必要な、この手のものは出来れば避けるべきだとわかっているんですけどねえ……。
さて、上に載せたのはいずれも二人のイメージCGです。
彼等のいる海をよーく見てください。
ティーダは静かな海、ユウナは荒れている海なのです。
そんな彼等が呼び寄せたもの、それはナギ節です。
さてFF10は日本独自風味のファンタジー云々、とこれまで何度か書いていると思いますが、日本の神話を用いて見立て遊びも出来たりします。
日本国を作った神様、いますよね?
イザナギとイザナミ。
彼等の名にある「イザ」は「いざなう(誘う)」のイザだそうで、ウィキペディアの要出典情報によると(←駄目じゃないか)ナギ=凪、ナミ=波という説もあるそうです。
凪を誘う者と、波を誘う者。平和をもたらすものと、波乱をもたらすもの。
これを、ひっそりとティユウに当てはめてみると、イザナギ=ティーダ、イザナミ=ユウナ、と見立てることが出来ます。
凪を呼び寄せたティーダ、波を呼び寄せるはずだったユウナ。
ユウナのほうは少し見立ての根拠が怪しそうに見えますが、実は面白いことが。
イザナミは火の神(カグツチ)を産んで死に、黄泉の国に行ってしまうわけです。
カグツチをシンと見立てるならば、本来、彼女は死んでカグツチを残し、世界に波を立てる役割だったわけです。しかし彼女はその選択をしなかった。
あ、でもカグツチってイザナミに殺されていますね。
という致命的な不具合があるので、これは見立て遊びに過ぎないということでファイナルアンサー。