詳しくは読んでいただくこととして、「没になった曲集」がもう垂涎物。
個人的には弦楽が入ったものはすべて聞きたかった!
また、A Proposalのピアノ版があるとは! これはほしい! 好きで鼻歌を歌っていたら妹に「飽きた」とまで言われてしまいましたが、これはほんとにほしい!
でも10は浜渦さんとしてはあまり編曲したいと思うような曲がないのかなー。
唯一候補に挙がっているのは「襲撃」のみ。
やはり一度ピアノアレンジなさっているからでしょうか。その割にはSF2からの選曲多いなー。
もしかしたら、FF10はそもそも、自分のオリジナルというよりは植松さんのメロディのアレンジャーとしての立場意識も強いのかな、と邪推してみました。ゲームに流れるテーマを大切にするという姿勢を持っていらっしゃるし(最たるものはSF2ですが、DCFF7でもすごくよく分かります)。
たとえば「いつか消える夢」は素晴らしいですが、これは植松さんの「素敵だね」とのコンボですしね。
決戦とか襲撃とかも「素敵だね」をかなり意識した曲ではないかと私は思っています(笑)。よーく聞くと、サビの部分がね~。
あとチョコボ!チョコボ!どうして選ばなかったんですかぁあああああ…(エコー)。
さて以降、KH2ネタ。さらっと流します。
セフィロスを倒しました!(すごいユウナっぽく言いたい)
これまではいやになるほど負けまくりでしたが、「鎧の男攻略」でよく見かける「チャージバーサク」が使えるんじゃ?とMP増殖関係のアビリティをそぎ落とし、チャージバーサクをいれてトライ。
そして私、アホなことに、これまでぜっんぜんショートカットが使えておりませんでした……どーやってみんなファイガとか飛ばしているんだろう~と思っていたのですが、謎が解けました。
L1ボタンだったのね……(がくり)。
レベル77で撃破です。
気をつけたことといえば、
- 画面が暗くなったら△ボタン押しに専念。
なんか詠唱してきてHP1にされたときは、カスタマイズでL1△をハイポーションにして、攻めてくる前にL1押してハイポーションを浴びてから、L1はずしてそのまま△連打!をやっていました。ほぼガード成功。 - リフレガのタイミングがよく分からないので、近づいてきたらリフレガを適当に連発していました。しかしいまだにうまく行っているのかわからん……。もちろん、リフレガもショートカットにぶちこんであります。
- ケアルガは隙を見て。ケアルガるとバーサク状態になれるので、基本はハイポーションではなくケアルガでHP回復。もちろんこれもショートカット入り。
- 空中で攻められるとリフレクトガードなどほとんど使えないので、リミットフォームで吹き飛ばして逃げ、そのまますぐリターン。攻め込まれるときにフォームチェンジはとても役立ちました。なので、無理にリミット技をかけない。(というより、成功したためしがない。)
- 火柱がたったときは低空飛行でもなんでもいいからグライドで逃げる。結構逃げられる。
- バーサクでセフィロスのHPをゼロにしても撃破できないので、空中に飛び上がって□ボタンで撃破しました。
大変面白かったので、セフィロス戦直前のセーブデータはとっておいて、その後二度ほどトライしました。攻略法わかっても死んでいましたが(大笑)。
後は追憶の洞ですかね……。あ、そうそう、鎧の男もいたわ。
で、ついでにそのままエンディングをまた見てきました。
それで、KHの「心の概念」について妙に納得できない理由をまたむにゃむにゃと反芻。前から口走ってみたかったので、今回暑さボケにやられて抑制が効かなくなったということでお許しを~。
データ化不可能とか心の闇を研究することが愚かなことだったとか分かっていないとかなんとかかんとか……。
という部分。
アンセムほかお弟子さんたちはFF7的科学者だ、と思いました(笑)。こいつらに倫理規定を叩き込め!
っとそれはどうでもいいことでして。
何が気持ち悪いかというと、KHで言うところの心の研究は多分、「形式(形、あるいはメカニズム)、たとえて言うなら「器」」と「内容、たとえていうなら「おかず」」をごっちゃにしているんですわ。
ノーバディとかハートレスとかの研究は、むしろメカニズム(器)にあたるはず。もちろん、器にも個性がありますが、器というものの機能は共通しています。器はものをいれる、という機能を持っていますよね?
しかしアンセムが口走る「心はデータ化不可能だ」でいうところの「データ化不可能な心」、おそらくその器に持ったおかずのほうで、おかずは「無限の可能性(by アーロン)」とまでは行かずとも(文化とか環境とか、生きていくうえである種のバイアスがあるからね)、人によって好きなものを盛ることが出来るのです。日本人ならおにぎりを載せるかもしれないし、あるいはパンでもいいしチーズでもいい。器の形がたとえ同じでも、載せられるものはほぼ無限。
で、無限というのは果てしなくゼロと意味が似ているんですね、ということを先日ぼそぼそ話して見出したことでした(笑)。
ノーバディとハートレスはほとんどが同じ形態を持っているでしょう?
別々の人間のはずが、まったく違う心の持ち主が、ある種のハートレスになると見分けがつかなくなるほどそっくりに。
闇を持つ人間が心を奪われるとハートレスに(闇がなければハートレスにはならないことをカイリが証明しています)、心が強いと体がノーバディに、などとありますが、闇のなかみ、強さの種類は正直どうだっていいわけで。
ハートレスやノーバディになる過程については、むしろメカニズムの話じゃないの?
でもアンセムはその研究をやめてしまった。
本来なら、ゼムナスを救うためにも、そのメカニズムについては研究をしなくてはならなかったはずなのに、彼の闇のかたちと彼の闇のなかみと混同してしまったがゆえに、彼は自分の研究を愚かだといってやめてしまった。
それらをごっちゃにしてしまったKHでは、可能性のありすぎる「内容」に惑わされた結果、心は結局テラ・インコグニタなんだぜー?と言っているよーな気がしてならないのですよ。分からない、と言って、理解を停止してしまおうとしている。
もちろん、心の中身は多様で、それを人間が解明しようとしたら宇宙の時間さえ終わってしまうかもしれない。でも心のありかたが未踏の地であるはずがない、と信じたいのです。